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【横浜市港北区】横浜野菜たっぷりの本格南インドカレー

でろかる

日本でも馴染み深いインドカレー。北インドカレーや南インドカレーをはじめ様々な種類があります。
今回は、2024年11月にオープンした大倉山の南インド料理店「Masalamore(マサラモア)」を紹介します。

◼︎旬の横浜野菜と魚を使った南インド料理

インド人シェフが作る旬の横浜野菜とお魚が自慢の南インド料理。
ランチタイムの日替わりプレートはカレーもしくはビリヤニが選べます。カレーは豆のカレーと本日のカレーの2種盛りで、本日のカレーはお魚だったりお肉だったりします。

◼︎落ち着いた雰囲気の店内

お店に入ると右側にカウンター席、左側にテーブル席があります。インドのBGMが控えめに流れていて落ち着いた雰囲気が漂います。

◼︎見た目も華やか!ワンプレートのカレー2種盛り

日替わりプレート カレー(1540円)

ビリヤニとどちらにしようか迷いましたが、お魚のカレーが食べてみたくカレーをチョイス。
華やかなワンプレートは見た目にも美しく、食欲をそそります。
南インド料理はお米を主食としていて、サラサラのカレーをお米と一緒に食べるのが主流だそう。海に面している地域は漁業が盛んなため、カレーの具材にお魚が使われていることが多いそうです。
一方、北インド料理はお肉がメインでカレーも濃厚でクリーミー。チャパティなどのパン類に付けて食べるそうです。日本では北インド料理のお店のほうが多い気がします。
サラサラ派かこってり派かで好みが分かれそうですね。説明を聞きながら私はサラサラ派だったことを実感しました。

◼︎シャキシャキの横浜野菜とポリヤル

新鮮な横浜野菜が食べられるのも「Masalamore」の魅力の1つ。小松菜とレタスは必ず入っていて、いずれもシャキシャキ。人参や赤カブ、紫キャベツの甘酢漬けも入っています。

この日の野菜のポリヤルはキャベツと人参が入っていました。ポリヤルとは南インドでよく食べられているココナッツ炒めのこと。野菜の甘みにココナッツがふんわり香るやさしい味付け。慣れ親しんだ野菜とココナッツとの組み合わせは斬新でトロピカルな味わいです。

ピリ辛の大根ピクルスもカレーと相性抜群!このピクルスだけテイストが他とはちょっと違って別世界の味でした。以前レモンのピクルスを食べたときにも感じた斬新さ。バラエティーに富んでいて副菜でも楽しませてくれます。

◼︎ふっくらおいしい魚のカレー

カレーにはお肉のイメージが強いので、魚のカレーには興味津々。
スパイスが爽やかに香る少し酸味を感じるカレー。ピリッとしますが辛さは控えめです。この日のお魚はブリ。ふっくらしたブリにサラサラのカレーがとっても合います。見た目の色合いから伝わる期待感。それを全く裏切らないど真ん中のおいしさでした。
カウンターに並んでいるたくさんのスパイスの調合で作られたであろう本場の味。さっぱりしていてくどくない毎日でも食べられる絶品カレーです。

◼︎まろやかな味の豆のカレー

豆のカレーは辛みは全くなく、クリーミーでまろやかな味。この日はブロッコリー入りでした。お豆もブロッコリーもとても柔らかく煮込まれていて食べやすいです。マイルドなカレーなのでお子様でも食べられますね。マサラモアのカレーは辛みが抑えられているそうで、カレーそのものの美味しさを堪能することができます。もう少し刺激が欲しいという方は、お願いすれば辛さを調節することも可能とのこと。

黄色いお米はバスマティライス。パラっとした軽い食感の細長いお米です。粘り気がないのでサラサラのカレーとの相性が抜群。印象に残るパラっと感でした。

◼︎野菜と一緒に食べるのがマサラモア流

野菜と一緒に食べるのがおすすめ!との説明を受け、トライしてみました。生野菜とカレーを同時に口に運ぶのは確かに新しい。シャキシャキした横浜野菜と一緒に食べるカレーはすっきりヘルシーさも増します。生野菜にドレッシングがかかっていない訳をここで知ることができました。ポリヤルを混ぜて食べることももちろんOK。食感を楽しむことができて味変にもおすすめです。

◼︎圧巻!チャイのエアブレンド

シェフにチャイのエアブレンドをお願いしてみたところ、その高さにびっくり!圧巻のパフォーマンスでした。

ドリンクセット ホットチャイ(275円)

そしてブレンドされたチャイは表面のアワアワが魅力的。甘さ控えめで飲みやすい味のホットチャイ。スパイスで整った体をもう一段階整えてくれます。

◼︎インドのお菓子「ビーツのスジハルワ」

ビーツのスジハルワ(440円)

初めて食べるインドの甘いお菓子「ビーツのスジハルワ」。インドの小麦粉(スジ)をギーという不純物を取り除いたバターで炒めて、ミルクとカルダモンでボイルしたお菓子です。
ビーツの赤色が鮮やかな見た目にカルダモンの上品な香りが特徴的。味わうとほんのり温かくて程よい甘さです。
細かいつぶつぶ感は今まで味わったことのない面白い食感。例えるのが難しいですが和菓子でいうと歯ごたえのある「すあま」といった感じかな。
こちらは単品メニューのシェフ手作りのスペシャルデザート。ぜひ味わっていただきたい一品です。

◼︎カレーを極めたオーナーとベテランシェフ

オーナーの中尾さんとシェフのsasi(サシ)さん。
オーナーはカレー伝導師、野菜ソムリエ、はまふぅどコンシェルジュ(横浜市認定)、カレー大學の講師などの肩書きを持つ方。横浜の地産地消を促進する活動もされています。
sasiさんは南インドのケララ州出身。20年のキャリアを持つベテランシェフです。
優しくて気さくなお2人の雰囲気がそのままお店の居心地の良さに繋がっていると、訪れてみて感じました。
魚の仕入れを担当されているのはオーナーのご主人だそう。釣り好きのご主人が自ら釣り上げた魚が料理に登場することもあるので楽しみです。

◼︎「Masalamore(マサラモア)」店舗情報

大倉山駅から徒歩3分ほど。大倉山の交差点から近い綱島街道沿いにあります。
店内にはシェフの地元であるケララの風景や漁業をしている様子の写真がたくさん飾られていて、現地の雰囲気を感じることもできます。
ヘルシーで本格的な南インド料理、ぜひ訪れてみてください。

(取材年月:2025年02月)

Masalamore(マサラモア)

■住所
神奈川県横浜市港北区大倉山1-28-11

※本記事の内容は公開時点での情報です。公開後の時間経過により名称や情報等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

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