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船アマダイ釣りで38cm筆頭にシロ・アカ併せてアマダイ10匹キャッチ成功【静岡・わし丸】

TSURINEWS

アマダイ手中(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

出張が入ったり、荒天で出船できなかったりの冬の釣り。荒れた天気の合間を縫ってやっと出られたのはクリスマス前の12月下旬。狙うのは毎年恒例のアマダイだ。

わし丸でアマダイ狙い

久しぶりの好天ということで港には多くのお客さんが集合していた。時間になって船が桟橋に到着、6人の乗船者でじゃんけんする。

私は幸先良く勝って一番好きな左舷トモに着座した。船が進むので前の方が有利の傾向はあるが、立って作業できるので日ごろの運動不足の解消にもなるこの席が気に入っている。

二十年以上通っているので道具の準備は万端。100~120号のオモリ対応のサオに電動リール、テンビン2本バリ仕掛けは自作だ。30分で準備は完了。風がなく暖かい感じがする。

寒さ対策をして挑戦しよう(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

漁場に到着して早速釣り開始。下バリにホタルイカ、上バリにオキアミを付けて合図を待つ。合図が出たら海底まで下げてアタリを待つ。最初は浅い水深で幻のシロアマダイを狙うのだろう。

仕掛けを少し低めにして待っていると、クンクンというアタリが出た。巻き上げを開始すると、姿を現したのは小ぶりのシロアマダイ。前年から少し小さめのサイズがよく釣れるようだ。

船中で1kg弱の良型シロアマダイが釣れていい感じだ。私も釣りたいなと思っていると強いアタリがあったが、上げてみると巨大なイトヨリ。大本命ではないが、引きを楽しむことができた。

シロアマダイ38cm登場

次の投入でも強いアタリがあり、今度は大本命のシロアマダイ。良型なのでうれしい。エサ取りが活発でキダイの小型~中型が結構食ってくるため、油断するとすぐにエサがなくなってしまう。エサのチェックを頻繁にして備えるしかない。

小型のアオハタが釣れて良き良きという感じ。太陽が出て暖かくなってきた。水深を深めにしてアカアマダイを狙うと、最初の投入でいきなり中型が上がって満足した。

そのころから曇天になり、アマダイのアタリが遠のいていく。潮も緩くなってくるので、タナ取りを頻繁にして対策するしかない。

ギュンという引きで聞き上げると、気持ち良い抵抗を見せて上がってきたのは38cmの良型。これで刺し身だけでなく西京漬けも作ることが出来るだろう。

船中もキダイの猛攻にあいながらアカアマダイを釣っている。もう少し水温が下がらないとエサ取りに苦労しそうだ。

この1匹で刺し身も西京漬けもOK(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

当日の釣果

昼を過ぎると良型のアジも姿を見せてくれ、納竿時間まで楽しむことができた。

結果はシロアマダイ4匹(1匹は良型)、アカアマダイ6匹、アオハタ1匹、アジ1匹、キダイ多数だった。

今年の状況はまだ不明だが、まずまずのスタートとなった。これから本番になっていくので、寒さ対策をしっかりして挑戦してほしい。

当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

<週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕/TSURINEWS編>

わし丸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年1月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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