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元町商店街『とろ鯖料理専門店SABAR』で鯖愛溢れるランチを実食 神戸市

Kiss

元町駅西口から徒歩5分ほど、にぎやかな元町商店街の中を歩いていくと、ひときわ目を引く“真っ青な外観のお店”が現れます。まるで海の中に迷い込んだかのような、鮮やかなブルー。その扉の先にあるのは、ただの居酒屋でも、ただの魚料理店でもありません。

お店の外観

そのお店は『とろ鯖料理専門店 SABAR 神戸元町店』(神戸市中央区)。このあたりでは珍しい、「とろさば」料理の専門店です。

いつもお店の前を通るたび、美味しそうな”さば鮨”に惹かれていたのですが、サバ料理専門ランチもいただけるということでランチタイムにお邪魔させていただきました。SABARのランチ営業は「11時38分」スタート。“いいサバ”の語呂にちなんだ、サバ愛あふれる時間設定です。

店内の様子

店内はカウンター数席とテーブル席が配され、温かく落ち着いた雰囲気。至る所にサバのイラストなどが描かれており鯖好きにはたまらない空間です。

同店で提供されるサバはすべて、“とろさば”と呼ばれる、脂の乗った大型の真サバ。産地は、食通の間で“間取りの鯖”と呼ばれる東北近海、特に八戸前沖や三陸沖のものが中心。そしてなんといっても”サバ”といえば、DHAやEPAといった栄養素を他の魚以上に豊富に含み、健康食材としても注目されています。

ランチメニュー

美味しくて、身体にも良い。SABARでは、そんなとろさばの魅力を、ありとあらゆる料理で味わえます。ランチタイムは、「とろさばを主役にした定食」で構成されており、サバの味噌煮や塩サバ定食など何度通っても飽きることがありません。

注文後、料理を待つ間、ふと目を落とすと、テーブルに敷かれた「ランチョマット」が目に入りました。これがまた面白い!鯖にまつわる早口言葉やギャグなど、サバ愛にあふれた内容がぎっしりです。

「とろさばの刺身丼」1,480円

今回注文した「とろさばの刺身丼」がやってきました!見た目もとっても美しい芸術のような丼に気分もあがります。

「とろさばの刺身丼」は新鮮そのもののサバのお造りと、表面をバーナーで炙った香ばしいサバの切り身が両方楽しめる贅沢な丼です。

炙られた鯖&お造りの鯖2種

お造りは、光沢のある淡いピンク色の身には、霜降り肉のように美しい透明感。口に入れた瞬間、これがサバだなんて、にわかには信じがたいほど。サバ特有のクセや臭みは一切なく、まろやかで、甘く、やさしい旨みだけが舌の上に広がっていきます。また、炙りはバーナーで炙った表面の香りと、ジューシーな身の旨みがたまりません!

そのまま食べてももちろん美味しいのですが、薬味をのせて”たまり醤油”につけて食べるもよし。

特製ごまだれとの相性も抜群です!

出汁をお好みでいれて…

この丼の楽しみはそれだけではありません。メニューには、出汁がついているので“出汁茶漬け”を楽しむこともできるんです♪

鯖のお茶漬けに

そのため、サバや薬味やご飯を最後少し残しておくのがポイント。出汁の香り、とろさばの旨みがすべてが一体となり、まるで体にすっと染み込んでくるような味わい。丼の〆にふさわしい、心ほどける“癒しの一杯”でした。

夜のメニューも充実

今回はランチメニューをいただきましたが、一品メニューを見るとびっくり!メニューの幅は一気に広がり、サバを主役にした創作料理が続々登場します。ぜひ次回は夜もお伺いしてみたいなと思いました。


場所
とろさば料理専門店 SABAR
(神戸市中央区元町通3丁目11-4)

営業時間
11:38〜14:00
17:00〜22:00(LO21:30)

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