伊是名島ティップランゲームでアオリイカ11杯【沖縄】夕マヅメに時合い到来で連発
沖縄県の離島・伊是名島で釣れるアオリイカがデカい!本州とは一味違う?アオリイカのティップランゲームを解説します。
伊是名島のティップランとは
伊是名島のティップランは本州の繊細なティップランとは違い、ライトジギングロッドやライトキャスティングロッドを使い、PEライン1.5号、リーダー5〜6号とかなり強めのセッティングで挑みます。
エギのサイズもなるべく大きめを使い、デカいアオリイカに対してアピールを強めに狙うことが主流です。
沖縄アオリの魅力
沖縄のアオリイカはなんといっても4kgオーバー、5kgオーバーが釣れる夢のエリア、つまりサイズがデカい!
なぜなら、沖縄のアオリイカはレッドモンスター(赤イカ系)の種類が多く、赤イカ系のアオリイカはサイズが大きく成長しやすいという特徴があります。
ポイント概要
ポイントは水深30m〜100mまでと広範囲で、特に海底に海藻が生えているようなエリアは好条件となっており、シーアンカーで船を流しながら狙っていきます。
魚礁周りを狙う場合は根掛かりがありますが、藻場を狙っていう場合は根掛かりは少ないです。しかし知らず知らずのうちにエギに藻が絡まっている場合もあるのでエギの重みやしゃくり重みを常に注意を払っておくことが重要です。
パックロッド使用のススメ
今回使用するロッドはメガバスの4ピースパックロッドであるValkyrieWorldExPEラインditionのVKS-76M-4でティップランエギングに挑戦してきました。
VKS-76M-4はルアーはMAX40gまで背負えて、ラインはPEライン2号まで対応。ミノーからジグのキャスティングまで幅広く対応してくれます! 7.6ftという絶妙な長さが、オカッパリ~ボートまで様々なフィッシングシーン(海釣り)に対応!
4ピース(4本分割可能)による収納性の向上により、飛行機やバス、車移動でもロッドが邪魔になりづらく、他の荷物も持って快適に行動できることはとても嬉しいです。
当日の状況
釣行日は3月下旬、天気は晴れ、風速5mほどで少し風が吹いている状況でした。
シーアンカーを入れて船の流し速度をスローにするため、底取りはしやすく、釣りのしやすい気候でもありました。
エギの動かし方
エギの動かし方は、エギがボトムに着底したら5回シャクって5秒ストップの2セットを繰り返します。
基本的には1セット目のシャクりからのストップでのヒットが多いですが、アオリイカがボトムから浮いているときや、リールものによっては巻取り数が少ない場合もあるので、シャクリは2セット繰り返し行うようにしています。
しゃくり方もスローに大きくシャクったり、早く機敏に動かしたり、パターンを何度も変えて行うと、ヒットパターンを探りやすいです。
アタリの取り方
アタリはエギを抱き抱えて乗せかかってくるようなアタリ(ティップが入り込む)が多いです。通常のティップランだとイカパンチのような小さいアタリを掛けていくようなイメージですが、沖縄のアオリイカのアタリは大きく分かりやすいことが特徴的でした。
ポイント選びとその理由
まずはアオリイカの好む藻が生えている水深30mラインからスタート。ここの場所はもずくが流れてきやすいポイントなので、そのもずくについたプランクトンなども豊富でベイトも集まりやすいポイントでもあるので、まずはスタートしました。
まずは1杯目ヒット
16時を過ぎて太陽が傾いてきて、魚探に反応が出たタイミングで、5回シャクってストップした瞬間にティップが入り込むアタリ!まずは1杯目ゲットで一安心です。
ポイントチェンジ
1杯目から後が続かなかったので、魚礁エリアにポイント移動しました。
ベイトが集まりやすいように、砂地の真ん中に人工的な魚礁を入れてあるポイントで、この時期はアオリイカの一級ポイントになっているので期待値が高まります。
夕マヅメに大爆釣
このポイントに船を着けた時点で18時くらいになっており、そろそろ日の入りで、ラスト流しというタイミングで、いきなり船中全員ヒット!そこからラッシュが続き、日が完全に沈むまでの15分くらい大忙しでした。
イカの群れの活性が一気に上がったのか、先ほどまでアタリが遠かったことが嘘のようにアタリがあり、大型もゲットすることができました。
最終釣果
アオリイカ11杯、コウイカ1杯と合計12杯の釣果となりました。
アオリイカの時合いは急に入るので、確実に釣れるとは言い難いですが、沖縄のアオリイカはアタリも強烈で引きも強いので、1発大物狙いでかなりオススメな釣りになっております。
<杉浦永/TSURINEWSライター>