8連勝中の阪神は才木浩人で独走態勢に入るか、追う広島は床田寛樹の安定感に託す
6勝4敗、防御率1.56の才木
8連勝中の阪神は8日からマツダスタジアムで広島と3連戦。初戦は才木浩人が先発する。
今季は13試合で6勝4敗、防御率1.56。前回1日の巨人戦は勝ち投手となったものの、91球を投げて5回で降板した。その後、ブルペン陣が5人継投でリードを守り切ったが、今日はできるだけイニングを投げたい。
広島戦は今季初。昨季は2試合に登板して防御率2.08に抑えていた。マツダスタジアムは7回無失点だった7月2日以来、約1年ぶりとなる。
9連勝なら優勝した2023年9月に11連勝して以来となる阪神。初戦を才木で取ってさらに勢いに乗るか。
7勝5敗、防御率1.95の床田
一方、6.5差で追いかける2位・広島は床田寛樹が先発する。今季は14試合で7勝5敗、防御率1.95。クオリティスタート(6回以上自責点3以下)が11回と安定した投球を続けている。
阪神戦は4試合に登板して1勝3敗、防御率2.67。敗戦投手になったとはいえ、5月31日は8回2安打1失点に抑えながら味方打線の無援に泣いただけで、相性は決して悪くない。
パームボールの使い手として有名で、多彩な変化球を駆使して打たせて取る投球は一級品。ベンチも先発として試合を作ってくれる安心感があるだろう。
差が開いたとはいえ、まだ7月。勝負の秋に向けて今から少しずつ差を縮めていく必要がある。阪神3連戦は勝ち越しがマスト。相手先発が才木のため投手戦が予想されるが、床田で初戦を落とすわけにはいかない。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・西舘勇陽-中日・金丸夢斗(山形)
ヤクルト・吉村貢司郎-DeNA・東克樹(神宮)
【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-楽天・M.ヤフーレ(ベルーナドーム)
ロッテ・A.ボス-日本ハム・北山亘基(ZOZOマリン)
オリックス・A.エスピノーザ-ソフトバンク・有原航平(京セラドーム大阪)
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記事:SPAIA編集部