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三重ホンダヒート後半押され敗戦、ホームで昨季王者迎える

YOUよっかいち

試合終了間近にトライを決め、存在感を見せたFC・デュプレッシー選手=三重ホンダヒート提供

 ジャパンラグビーリーグワンの三重ホンダヒートは2月2日、ホームで昨季のリーグ王者、東芝ブレイブルーパス東京と対戦し、12対35で敗れた。前半は互角に渡り合う時間帯も多かったが、後半は徐々に押された。三重は開幕2連勝のあとの4連敗。12チーム中9位で次戦からの巻き返しを図る。

 試合会場の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿には約2860人が来場、天気も回復し、地元ファンらの声援も多かった。東芝は日本代表のリーチ・マイケル選手や、NZ代表で昨季のリーグワン年間最優秀選手に選ばれたリッチー・モウンガ選手らを擁する強豪だ。

 立ち上がりは三重が主導権を握ったが、前半15分、東芝が三重のペナルティからバックスへ展開してトライを決め先制、三重は同33分にタリフォロフォラ・タンギパ選手がトライし、5対7で折り返した。

 後半15分、三重のキックを東芝がチャージしてボールを奪い、そこからつないでトライ。流れに乗った東芝が3連続トライを重ねるなどし、三重は5対35まで差を広げられた。試合終了間近にFC・デュプレッシーがトライして12対35としたが、そこで勝敗が決まった。

 キアラン・クローリーHC(ヘッドコーチ)は「同程度のチャンスは作っていたが、得点にできず、逆に、相手は確実に得点に結びつけた。そのあたりの差を感じた」などとコメントした。細かいワンプレーが明暗を分けるリーグの競争力の中で、細かい部分を突き詰める必要性を再確認する試合だったとも分析していた。

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