あいだっこ師匠 段ボール作品を寄贈 市民交流センターに
逗子市内のギャラリーを拠点に活動してきた段ボールアーティストの「あいだっこ師匠」(本名:山口豊さん)=人物風土記で紹介=が、このほど自身の作品5点を逗子文化プラザ市民交流センター(逗子市逗子)に寄贈した。
これまで勤務する市内企業の貸しギャラリーのPRを兼ねた活動をしてきたが2月いっぱいで独立。ギャラリーの閉鎖もあり、これまで制作した約50点の作品の処分も危ぶまれたが、同センターをはじめ全作品の引き取り先が決まった。
同センターにはライブ配信の時に使っていた撮影用ブース、天空の秘境と名付けられた城、背負える羽・2個、バイクの5作品を寄贈。1階ギャラリーで企画がない時に常設されるという。
あいだっこ師匠の作品の特徴は色を塗らないこと。色の変化をさせるときは瞬間接着剤を染み込ませたり、木工用ボンドを薄く塗り光沢を出したりするという。リアルさを追求しながらも段ボールの質感を生かして制作されている。