「光熱費」がかさむ!洗濯機の“乾燥機能のNGな使い方”3つ→「よくやってた…」「気をつけよう」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。花粉シーズンや悪天候が続いても、洗濯物をカラッと乾かしてくれる洗濯乾燥機。便利な反面、気になるのは電気代のこと……。電気代が値上がりするこの春、消費電力はできるだけ抑えたいものです。そこで今回は、光熱費がかさむ、“洗濯乾燥機”の「NGな使い方」をご紹介します。
NGその1.洗濯物を詰め込む
洗濯物はまとめ洗いすると節水・節電になりますが、適量を守ることも大事です。特に乾燥機は、洗濯物を詰め込み過ぎると空気の層が減って、乾燥効率が悪くなります。
その結果、乾燥を終えてもしっかり乾かず、一部が湿っていたり乾き足りなかったりすることも……。追加で乾燥機をまわすと、余計に電気代がかかるという悪循環に陥ります。
乾燥機の運転効率を下げないためにも、適量ラインを守りましょう。洗濯機の場合、メーカーが推奨する乾燥可能容量は、洗濯可能容量よりも少ないケースが多いです。
洗濯・脱水容量が13kgの洗濯機でも、乾燥容量は7kgのように、洗濯と脱水では差がありますので注意してください。
NGその2.脱水時間が短い
節電するために、脱水の時間を短くするのは逆効果です。しっかりと脱水できていないと、乾燥にかかる時間も消費電力も増えてしまいます。
電気代を抑えるのなら、しっかりと水分を飛ばしましょう。乾きにくい洗濯物は、追加脱水をして十分に脱水するのもおすすめです。
NGその3.乾燥機だけに頼る
これから春になれば、日差しが暖かく気温の高い日が増えます。乾燥機だけに頼ると電気代もかさみますので、部屋干しや外干しを併用しましょう。
自然乾燥である程度乾いてから乾燥機にかけると、運転時間を短縮できて節電につながります。
節電につながる乾燥機の使い方を
花粉や悪天候などで、まだまだ洗濯乾燥機が活躍する季節。洗濯物の量や自然乾燥との併用など、使い方をくふうすると消費電力は抑えられます。
洗濯乾燥機を賢く使って、省エネにつなげましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア