笑顔がそろう新しい門出 二十歳の市民を祝うつどい
横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」が1月13日、横浜アリーナで開催された。市内では3万5450人、保土ケ谷区では1889人が門出を迎えた。コロナ禍の21年から5回、昨年は3回に分けて式が実施されてきたが、今回から午前・午後の2部制に戻しての開催となり、会場は学友との再会を喜ぶ若者の笑顔があふれていた。取材は、午前10時30分からの第一回式典。横浜市ゆかりの人物として、元乃木坂46メンバーの秋元真夏さん、俳優のムロツヨシさんからメッセージが寄せられた。同実行委員会が決めた、今回の式典テーマは「はじまり」。「コロナ禍で大きな制限があった高校生活。現在は、大学生活などそれぞれが新しい生活を始め、新しい『はじまり』に向かって歩みを進めていきたい」という気持ちが込められている。
山中竹春横浜市長は、「皆さんは可能性のかたまり。あまり考えすぎず、一歩を踏み出して欲しい」と参加者に力強いエールを送った。
参加した女性は、「まさかムロツヨシさんが横浜出身だとは知らなかった」と笑顔で話し、「将来は、互いに支え合う社会にできるよう、社会福祉に携わる職につきたい」と自らの未来について語った。