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【三山ひろしのさんさん歩】高知発祥のコケ玉作りに挑戦!自給自足の家族が営むお店「おおぶち自然村」

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【三山ひろしのさんさん歩】高知発祥のコケ玉作りに挑戦!自給自足の家族が営むお店「おおぶち自然村」

大自然が広がる土佐町の山奥で自給自足に挑む家族のもとへ

今回は土佐町をお散歩する三山さんと川辺アナ。

この日二人が訪れたのは、高知市中心部から北へ約1時間のところにある、体験型施設「おおぶち自然村」。

土地の恵みである山野草を使った、多彩な体験を提供していると聞き足を運んだ。

出迎えてくれたのは、細見優太さんと奥様のあかねさん。

細見一家は、兵庫県から移住し、土佐町の山奥で自給自足の暮らしを目指している家族だ。

 

開放的な大自然の中で高知発祥のコケ玉とコケ盆栽作りに挑戦!

今回は、おおぶち自然村で提供しているプログラム「コケ玉作り」と「コケ盆栽作り」に三山さんと川辺アナが挑戦する!

コケ玉とは、植物の根元を土で球状に包み、その周りをコケで覆い、糸で固定したインテリア。

コケ盆栽は、陶磁器にコケを盛り上がるように植えつけた盆栽のこと。

室内で育てられるため、とても管理がしやすく、造形の自由度も高いので、盆栽初心者に人気のインテリアアイテムとなっている。

コケ玉とコケ盆栽を作るため、まずは好みの植物をチョイス!

植物学者・牧野富太郎さんが最も愛した植物のひとつ、バイカオウレンや、さまざまな山野草が並ぶ中、三山さんは紅葉を、川辺アナは大文字草をチョイスした。

お次はコケ選び。たくさんの種類がある中、三山さんはハイゴケと言われる色味が明るいコケを手に取った。

一方川辺アナは、選びきれず全てのコケを使って作ることに。

あまり見慣れない植物たちを見て触れることで、自然をとても感じ、選んでいる時間が癒しになっていた。

 

作り手によってさまざまな個性が芽生えるコケ玉・コケ盆栽作り

細見さん指導のもと、さっそくコケ玉・コケ盆栽作りをスタートさせた二人だが、出だしから不穏な空気が漂う。

植木鉢から植物を取り出し、陶磁器に移し替える作業をしている川辺アナだが、土をバラバラと陶磁器の周りにこぼしてしまう…

しかし、細見さんはなんとかなります、大丈夫です!と優しくフォローする。

三山さんは、川辺アナが苦戦しているのを横目に順調に作業を進める。細見さんからは完璧です!とお褒めの言葉をもらっていた。

夢中になって体験を楽しむ二人。どんな造形にしようか?と頭で描きながら手を動かし、少しずつ形になっていくこの時間がとても楽しい。

三山さんはついつい夢中になりすぎて、細かい部分までこだわりを見せていた。

細見さん:三山さん、めちゃくちゃ几帳面ですね。ここまできれいに刈る人はあまりいないですよ!

三山さん:やりすぎかなぁ・・・

 

完成作品を披露!頭で思い描いた通りの大満足な出来栄えに

三山さん作のコケ玉が完成!作品タイトルは『三山紅葉』。

三山さん:紅葉の枝をきちんと見せたかったんですよね。生命として宿っている感じを表現しました。

細見さん:作品に芯があるというか、言葉に魂がこもっていますね!

続いて、川辺アナ作のコケ盆栽!作品タイトルは『大文字草の下で始まる恋』。

川辺アナ:なんですかこの空気・・・説明しますね!大文字草の下に石と貝のカップルがいます。よく見ると相合い傘をしていて、いろんなコケ達が2人の恋を応援している様子です。

細見さん:泣きそうです…本当に素晴らしいストーリー!

こだわりが詰まったコケ玉とコケ盆栽に大満足の二人。

三山さんは紅葉の枝で力強い生命力を表現し、川辺アナは植物や石・貝を使って、恋愛模様を上手く表現できていた。

 

土佐町の山奥で自給自足の暮らしを目指そうと思ったきっかけとは?

細見さん:父の実家が兵庫県の丹波篠山市にあり、とても田舎でした。いつもそこに帰ったら、田んぼの用水路でタイコウチやミズカマキリを捕まえていたのですが、小学校2年生の時に再び同じ場所で遊んでいたら、生き物達がいなくなっていることに気づきました。おじいちゃんに理由を尋ねると、「農薬を使ったら生き物達が死んでしまった」と言われ、それがとてもショックで、今まで農薬を使わず自然と共に生きてきたのに…という歯痒さがきっかけで、自然を大切にした暮らしをしていきたい!と決意して自給自足の暮らしに挑戦しています。

30歳の時に高知一周のキャンプをした細見一家。その時に感じた人の温かさや、土佐町のある嶺北地区の水のきれいさに魅了され、移住を決意。

現在は山奥での自給自足の田舎暮らしを満喫している。

四季に応じた楽しみを見出しながら、ゆったりとした田舎暮らしを追求する細見一家。

今後は野菜やお米などの農作物作りにも取り組み、本格的な自給自足を体現することが目標だと教えてくれた。

できれば私もそういう暮らしをしてみたい!と語る三山さん。

高知の自然と共存し、自分らしい暮らしを追求する家族の様子を見て、羨ましいと思った一日であった。

今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。

 

おおぶち自然村
住所:高知県土佐郡土佐町大渕284
電話:090-5156-7006

情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや

 

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