買い物で食習慣を変える方法とは!?買い物を変える4つのアイデア【小児科医ママが教えたい 体・脳・心を育てる!子どもの食事】
買い物を変える
健康的な食習慣のはじまりは「買い物」から
スーパーに行くと、だめだとは思いつつもスナック菓子、アイスクリーム、菓子パンコーナーなどに足が向いてしまいますよね。おいしそうな新商品が出ていたり、値下げしていたりしたらつい買ってしまいますよね。子どもの「買って買って」攻撃にも負けてしまいがちです。そこで、ふだんの買い物習慣を変える、こんなアイデアはいかがでしょうか。
買い物を変える4つのアイデア
①買い物の頻度を減らす
できるかぎりまとめ買いをし、お店に行く頻度を減らします。必要なものをリスト化してから買い物に行くなどして、つい目移りしてしまう誘惑を減らします。
②宅配サービスを利用する
カタログやネットで商品を選んで注文すると、食材を届けてくれる宅配サービスは、売り場で目移りする心配がなく無駄な買い物を減らせます。
③ミールキットを利用する
食材と調味料、レシピがセットになった「ミールキット」の宅配サービスは、調理工程がシンプルで簡単につくれるうえ、無駄な食材が出ない点が大きなメリット。季節やイベントに合わせたメニューもあり、意外なアイデアをくれることもあります。調理にかける手間を減らすことで、子どもと触れ合う時間を増やせるのも嬉しいところです。
④甘いだけのおやつを買いだめしない
市販のスナック菓子やジュースのほとんどは、糖質ばかりで栄養がない「空っぽのおやつ」です(P.138参照)。子どもの健康を考えるなら、こうしたおやつは買い置きしないのがベスト。家におやつがあると、「欲しいのにもらえない」と意地悪されているように感じてしまうかも。どうしても食べたいときに限定すれば、買う頻度を減らせます。
【出典】『小児科医ママが教えたい 体・脳・心を育てる!子どもの食事』著:工藤紀子