税の作文・標語を表彰 区長「税への理解深めて」
保土ケ谷区役所で2月27日、税に関する作文と標語で保土ケ谷区長賞を受賞した山梨佑さん(西谷中3年)と小栗花菜さん(坂本小6年)に神部浩保土ケ谷区長から賞状が手渡された。
山梨さんは国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が主催した第58回「中学生の『税についての作文』」に応募。「ふるさと納税の『謎』」と題し、横浜市民のふるさと納税利用率が高い一方、市への納税額が大きく下回っている現状を知り、自身の考えをまとめた。山梨さんは「自信がなかったので区長賞と聞いてびっくりした。今回の受賞がきっかけで税についての関心が高まった」と話した。
小栗さんは、保土ケ谷間税会が主催した第13回「税の標語」で保土ケ谷区長賞に。受賞作品は「助け合い支え合いで成り立つ未来」。消費税など「多く払わなければいけない」といったマイナスの印象があったが、学校の授業でその小さな税金が多くの人の助けになっていることを知って大切なことだと思うようになったという。
表彰式には、保土ケ谷・旭納税貯蓄組合連合会の辻恭彦会長と保土ケ谷間税会の齋藤ミサ子副会長も同席。受賞の様子を見守った。
神部区長は「2人とも素晴らしい作品。税金について小中学生が考える良い機会になったと思う。税金はネガティブなイメージを持つ人が多いと思うが、明るい社会を作っているということを多くの人に知ってもらいたい」と話した。
なお、小栗さんの標語は区役所1階戸籍課や相鉄線星川駅のデジタルサイネージで目にすることができる(3月31日(月)まで)。