“夏の玄関”がスッキリして気分爽快!ごちゃつく「靴箱」を一気にリセットする“やりたくなる掃除手順”
お掃除コンサルタント(クリンネスト1級)の知帆です。靴箱ってついつい物を詰め込みがち。気づけば砂やホコリ、そしてなんだか気になるニオイ。特に、夏は湿気や虫の侵入も気になる季節です。そんな今こそ靴箱掃除が効果的。今回は、靴箱を丸ごとすっきりさせる全部出しから予防お掃除までの流れをご紹介します。
1.まずは全部出し・収納の中身をリセット
靴だけでなく、靴ベら・消臭剤・お掃除道具や子どもの外遊びグッズなど、いったんすべて取り出します。もしも、不用品が見つかれば、このタイミングで手放しましょう。
【ポイント】
晴れた日に行うのがおすすめです。風通しの良い場所で靴を乾かして一石二鳥です。
2.ホコリ&砂をしっかりオフ・基本ステップ
【掃除手順】
1. 小さなちりとり又は雑巾でホコリや砂を取り除く
2. 水で薄めた中性洗剤で水拭きをする
3. 湿気を残さないように乾いた布でしっかりと乾拭きをする
【ポイント】
湿気が溜まりやすい靴箱は、吹き掃除の後に乾燥させるのが大事です。ニオイが気になるときは、重曹をお茶パックに入れて置くと除湿と消臭効果があります。
3.仕上げに・抗菌シートで泥除けも
掃除が終わったら、棚板に抗菌作用のあるシートを敷いておくのがおすすめです。靴の泥汚れが直接棚に触れず次のお掃除がグンとラクになります。ホームセンターなどで手に入る防虫成分入りの靴用シートなら、虫対策もばっちりです。
シートはサイズを合わせてカットして敷くだけです。滑り止め付きタイプなら、ずれにくくて快適です。私はマスキングテープで貼っています。剥がした時もべたつかないので手軽でおすすめですよ。
見た目も使いやすさも整える収納術
掃除&抗菌シートで環境を整えたら、季節感や高さを意識して戻すだけで、使いやすさと清潔感の両立が叶います。サンダルなど今の季節によく履く靴は、目線の高さか、手前に置くと取り出しやすいです。オフシーズンのブーツなどは、奥や高い段に移動してOKです。
家族の靴をエリアで分けるのもおすすめです。「子どもは下段」「ママは真ん中」など、家族ごとに段を分けて収納すると、迷子にならず出し入れもスムーズです。
靴箱を一度空っぽにして掃除をすることで、気づかなかった汚れや不用品もクリアになります。この夏は、靴箱のリセットお掃除に取り組んでみませんか。
知帆/ハウスキーピング協会認定 クリンネスト1級 お掃除コンサルタント #お掃除マニア