「お風呂の排水口」掃除に役立つ“3つの意外なアイテム”「使ったことない」「やってみたい」
みなさんは排水口のお手入れは面倒くさい……と感じることはありませんか? 筆者はきちんと掃除したいと思いつつも、排水口のゴミを取るだけで満足しがちです。放置すると悪臭の原因になってしまう排水口の汚れは、きちんとしたお手入れが必要です。今回はライオンケミカル株式会社の方に排水口の掃除に役立つアイテムを教えて頂きました。
教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社
ライオンケミカル株式会社は、明治18年創業。蚊取り線香、消臭剤、洗浄剤、入浴剤など人々の生活に根付いた日用品を開発・製造・販売している。創業140年以上の技術、豊富なノウハウを生かした安全で継続的に信頼できる商品作りを目指して、多種多様な商品を展開している。
排水口の汚れは放置厳禁!
汚れが蓄積しやすいお風呂の排水口は、放置しているとカビが発生したり悪臭の原因になってしまいます。お風呂の排水口の汚れは放置せずに早急に掃除することが大切です。
そこで今回はお風呂の排水口の掃除に役立つ3つのアイテムをご紹介します。
その1: パイプクリーナー
パイプクリーナーを使うことで面倒な排水口の汚れを効率的に除去することができます。
※パイプクリーナーは使用前に必ず説明書をよく読み、安全に配慮するようにしましょう。
掃除の手順
1. 排水口のゴミ受けを取り、目にみえる汚れを取り除きます。
2. 指定された適量のパイプクリーナーをゆっくりと排水口に注ぎ、15分から30分程度放置します。(パイプクリーナーが汚れや髪の毛を溶かし、排水管内部の詰まりを解消します。)
3. 水を流して残留物を洗い流します。
※注意点
パイプクリーナーを頻繁に使うと、排水管を傷める可能性があります。パイプクリーナーの使用は月に1回程度にとどめるようにしましょう。
その2: ラバーカップ
ラバーカップとは、吸引力を利用して排水管内の詰まりを取り除く道具です。ホームセンターやドラッグストアなどで販売されています。汚れの蓄積によって排水口がつまってしまうと、お風呂の水が流れにくくなったり逆流する場合があります。そんなときは、ラバーカップを使って汚れを取り除きましょう。
掃除の手順
1. 排水口に水をためます。
2. ラバーカップを排水口にしっかりと密着させて上下に強く押し引きします。この動作を数回程度繰り返します。繰り返すことで排水管内に圧力の変化が生じ、つまりの原因となっている髪の毛や汚れを動かして取り除くことができます。
3. 最後につまりが解消されたかどうか、排水口に水を流して水の流れを確認しましょう。
その3: ワイヤーブラシ
排水口の内部を掃除するときは、ワイヤーブラシを使うと便利です。
掃除の手順
1. 排水口のカバーを外して目にみえる髪の毛やゴミを取り除きます。
2. ワイヤーブラシを使って排水口の内側や周囲の汚れを丁寧にこすります。このとき、ブラシを上下左右に動かしながら、こびりついた石鹸カスや皮脂汚れをかき出しましょう。排水口の奥や曲がり角など、普段行き届かない場所を掃除するとさらに綺麗になります。
※注意点
ワイヤーブラシの毛先は硬くて細かい構造になっています。頑固な汚れをしっかりと落とすことができますが、力が強すぎると排水管を傷つけてしまう恐れがあります。ワイヤーブラシを使うときは、力加減に注意しましょう。
いかがでしたか? 放置すると悪臭の原因にもなる排水口の汚れは、放っておくわけにはいきません。3つのアイテムを使いお風呂の排水口をピカピカにしましょう。
Mitomi/ライター