【お知らせ】吉川タイムズによる投稿記事についての説明
記事盗用を繰り返しながら上越市から補助金を得たことなどが問題となっている「吉川タイムズ」が、上越タウンジャーナルについて、虚偽の内容の投稿をしています。事実を説明します。
まず、この問題について時系列の出来事をご覧ください。
次に吉川タイムズによる「上越タウンジャーナルの一連の記事について(2025年05月17日10:00)」と題した投稿( http://blog.livedoor.jp/yoshikawatimes/archives/59182251.html )について全文を引用して、虚偽と誤謬を指摘し上越タウンジャーナルの見解を説明します。
(以下の黒い文字の部分が吉川タイムズの投稿記事の全文です。赤い文字が上越タウンジャーナルによる事実の説明です)
【吉川タイムズonline】上越タウンジャーナルの一連の記事について(2025年05月17日10:00)
上越タウンジャーナル紙による弊紙への批判記事が4月28日、5月9日と出ている。
弊紙は、これまで反論は極力、控えてきた。「吉川タイムズ」は地域メディアであり、地域のイベントの取材が中心だからだ。ネガティブなイメージメディアにはしたくなかった。
だが、反論を避けていると事実と違う内容が、誤報が、背景が分からないまま、定着してしまう。
上越タウンジャーナルの報道について「事実と違う内容が、誤報」などと述べていますが、この吉川タイムズの投稿を最後まで読んでも、結局のところ「事実と違う内容」とは何かについて明らかにされていません。つまり根拠なく、誤報と言っています。
※以下のサイトのスクショはデジタルタトゥの例。
(この写真は筆者が撮影した軽井沢のハルニレテラスの6月の写真。これは著作権は? 軽井沢市民記者新聞は吉川タイムズとは関係がないが、あえて、取り上げる意味は何だろう?)
まず、これらのスクリーンショットはいずれも、上越タウンジャーナルのものではありません。上越タウンジャーナルとは関係のない人や団体などのものです。
「著作権は?」などと、あたかも上越タウンジャーナルが著作権を侵害しているかのような記述もありますが、上越タウンジャーナル以外の方々の行為なので、明確に虚偽です。
小池氏は、勘違いしているのか、故意なのか不明ですが、虚偽の記述です。
さて、冒頭の前者(4月28日)の記事は、弊紙が4月に復刊した「吉川タイムズonline」の上部フリーエリアにおいて、「弊紙への名誉棄損記事について」というバナー内の文言についての反論である。(現在、バナーはない)
「弊紙への名誉棄損記事について」という表示をなぜ削除したのか、説明がありません。一方で、小池氏は上越タウンジャーナルの報道が名誉毀損や侮辱などにあたるという主張を維持しています。論理が破綻しています。
「名誉棄損記事」の中には2022年3月31日以降、3年間にわたり、掲載され続けた「吉川タイムズ盗用問題その後、虚偽説明で補助金不正受給の疑いも」なる記事がある。
「吉川タイムズ」をググってみた方は驚くと思うが、前後に上記の記事ほか、弊紙に関するネガティブなタイトル記事が少なくない数、表示される。初めて弊紙を検索した読者はどう思うだろうか? 「補助金を不正利用したのか?」と。
このように、明らかに弊紙の社会的評価を低下させる記事が散見されたとき、「なんとかしてもらいたい」と思うのは当然ではないだろうか?
ちなみに、上越市の地域活動支援事業補助金は、不正利用などしていない。2022年3月25日に上越市より、確定通知がきている。これは22万円の使い道は適正だったという検証の後の通知である(以下 書類)。
補助金についての時間的、因果的な関係は次の通りです。
上越市から補助金を得るための手続きにおいて小池氏は虚偽の説明をした疑いがあり、上越タウンジャーナルは補助金交付決定後(事実上、確定通知後)にその事実を報じました。
小池氏は確定通知書を示して「使い道は適正だったという検証の後の通知である」と述べていますが、上越タウンジャーナルの報道は補助金の使途の是非について言及していません。小池氏による虚偽の説明のため、補助金の交付決定に問題があったということを指摘しています。
確定通知書は、交付決定が適法だという前提で、交付決定通知書に記載の通りの事業が実現されていることを証明します。
つまり、今回のように補助金の交付決定自体に問題があった場合、交付決定通知書や確定通知書を示すことによって、補助金交付の適法性を証明することにはならないのです。
また、2022年2月25日午後1時に「上越よみうり」という建物内にある上越タウンジャーナル社に謝罪に赴いたわけだが、これは当日午前9時に江口光一記者に電話をかけて、「謝罪にうかがいたい」と述べて了承を得て、うかがったものである。
まず、「『上越よみうり』という建物内」という表現がありますが、そうした建物はありません。「上越よみうり」は媒体名であり、建物の名称ではありません。これまで多数の報道機関から記事を多数盗用してきた小池氏ならではの感覚なのでしょうか、自らジャーナリズムを標榜しながら、他の報道メディア・媒体に対して通常持ちうるべき敬意など微塵もない態度です。いずれにしてもこの記述も間違いです。
1時間に及んだ会の内容は、助手の女性が1名書記でつき、江口記者は、被害者の立場と取材者の立場を混同したような形で、筆者に向き合ったが、一言で言えば“糾弾”という言葉がふさわしいものだった。
まず「助手の女性が1名書記でつき」とありますが、助手ではありません。吉川タイムズを代表した小池氏が上越タウンジャーナルの代表者に謝罪と説明をするということなので、このことを客観的な記事として報じるには、当事者以外の第三者による取材が必要です。このため上越タウンジャーナルは代表者とは別の記者を配置したのです。助手ではなく、独立した記者です。
従って小池氏が述べている「被害者の立場と取材者の立場を混同」するなどということも事実に反しています。これも虚偽です。
(ただ、この場では、著作権を侵害をしたという弊紙の記事と、無断引用されたという上越タウンジャーナル紙の突合せ、照合はなかった。これは他紙からの無断引用についての指摘はあっても、著作権を侵害したという弊紙の記事と無断引用された上越市のメディアの記事との突合せもなかったことを付け加えたい)。
面会の場面で盗用について「突合せ、照合はなかった」と述べていますが、盗用例についてはこの謝罪の前提となる記事で上越タウンジャーナルは具体的に例示しています。
この謝罪の場の最後で、江口記者は「他のメディアにも謝罪をして来い」という発言をしたわけだが、具体的なメディアの名も著作権侵害の具体的な事例も提示されなかった。
また、吉川タイムズが、上越タイムスや新潟日報などの記事や写真を多数盗用していることについては、面会時に小池氏が認めていました。
また上越タウンジャーナル側から「他のメディアにも謝罪をして来い」などといった乱暴な発言はありませんでした。これも虚偽です。
盗用の数は、突合が困難なほど多いことから、上越タウンジャーナルは小池氏自らが検証するよう求めました。
ちなみに、上越市の他紙から弊紙に対して、10年間、著作権を侵害したという指摘や苦情はいっさいなかったことを指摘しておきたい。一被害者の立場で、無関係の他のメディアへの謝罪を強制させることはどうなのか?義務のないことをさせることは?
面会時、小池氏から上記のような主張は一切ありませんでした。ただ、謝罪して、その後の対応を約束しただけでした。
また、この面会時に小池氏はメモなどを取っておらず、面会の内容を客観的に記録していた様子はありませんでした。
小池氏は面会時のやりとりについて今の時点で、何を根拠に述べているか不明ですが、結果的に虚偽や誤謬だらけです。
辞書では「強要」という言葉が出てくるが、筆者は法律家ではないので、内容の適否は読者の判断に委ねたいと思う。ただ、筆者は、このことを声高に主張したかったわけではない。江口記者が下記に指摘しているが、筆者は「一連の記事が刑法上の犯罪」などとは一言もいっていないし、考えてもいない。
吉川タイムズは上越タウンジャーナルの報道について「侮辱」「名誉棄損」「強要」と表明しています。これらはいうまでもなく、日本の刑法に規定された罪です。つまり刑法上の犯罪です。「刑法上の犯罪などとは一言もいっていないし、考えてもいない」ということにはなりません。ここでも論理が破綻しています。
「吉川タイムズによる記事盗用などを報じた上越タウンジャーナルの一連の記事が刑法上の犯罪にあたると吉川タイムズが先月、ウェブサイトを通じて表明したことから」(江口氏記事引用)
ひとえに、「名誉棄損記事について」は、弊紙に対するネガティブなタイトルや記事の拡散による社会的評価の低下についての無力感、憤りの表出である。
社会的評価の低下の原因は、吉川タイムズの小池氏による盗用が原因です。無力感、憤りとは何を表現しているかわかりませんが、いずれにせよ小池氏が自ら招いた結果です。
次に、5月9日に「取材の約束を破った」という記事が公開されている。「事実に反する云々」と述べている件について。筆者が江口記者に送った取材お断りの理由は以下の通りである。
上越タウンジャーナル 江口光一殿 お疲れさまです。 予定していた5月12日の取材はお受けできなくなりましたので、お知らせします。 理由 1. 4月28日に公開された御社の記事の中で、弊紙主宰の本名が使用されていました。かつても現在も公の紙面で、本名は使用しておりません。理由は、主宰の職場、町内会、地域への影響、または、ネット上でプライバシーを侵害されることによる、不利益や、孤立、恐怖、損害などを考えてのことです。職を失う可能性も考えられます。 2. 3年前(2022年)に、一連の出来事により、2022年3月、某病院精神科より、「抑うつ状態」との診断を受けました。休刊中は改善されましたが、本年4月末の江口様との取材をめぐるやりとりの後、再発しました。 3. 3年前(2022年)の3月23日、江口様が主宰の不在時に、取材のためでしょうか、自宅を突然、訪問されました。その際、立ち寄った家族が遭遇し、以後、メンタル不調に陥りました。先月4月28日の記事公開を知り(略)・・・対応中です。 以上
江口記者は、弊紙の記事を閲覧探索して、これまで本名を使っているではないか、と主張しているが、それは意識的に、本名を出すことが合理的と考える記事だけである。現に、Web版「吉川タイムズonline」にしてもすべて「tamio」名である。本名を使っている箇所があるからといって、「事実に反する」というのは不合理だ。しかも、ポジティブな記事ではなく、批判記事の中で使用しているのだ。書かれた側の痛みをどう考えるのか。筆者は年金生活者ではあるが、仕事ももっている。雇用不安は冗談では済まされない。
メールで小池氏は「かつても現在も公の紙面で、本名は使用しておりません」と表明しました。これは明らかに事実に反しているので指摘しました。次のスクリーンショット以外にも複数の例があります。
さらに、小池氏は「書かれた側の痛みをどう考えるのか」なとど述べていますが、名前を書いたのは小池氏自身です。
さて、前述、「約束を破られた」と書かれた、5月12日の取材が決まった経緯を説明しておきたい。
江口記者は4月26日から27日にかけて、筆者に取材依頼のアクセスをしてきた。26日の夜勤中(夕方)に携帯にて3本か4本電話があったが誰か分からなかった(ブロック)。翌、4月27日、夜勤明けに帰宅するとFAXが入っていた(江口記者は議会で一度、名刺交換しているので自宅も携帯も家電番号もメアドも知っている)それで、彼が性急にアポを取ろうとしていることを知る。
内容は、前述のバナー「弊紙への名誉棄損記事について」だった。ポイントは、名誉棄損記事として、新聞記事2本、ブログ記事1本、フェイスブック1アカウント・・・と書いてあるが、それは上越タウンジャーナルのことか?また、強要云々は、前述の謝罪の場での発言のことか等を確認すること、だった。(取材のやりとりの中で後で知った)
まず「携帯にて3本か4本電話があったが誰か分からなかった(ブロック)」。上越タウンジャーナルが調べたところ、上越タウンジャーナルの複数の電話番号について小池氏が着信拒否設定にしていました。
取材依頼のFAXの内容、メールの数と内容は一言でいえば、相手の立場にも配慮しつつ、というより、自己都合での要望が際立っていた。
「相手の立場にも配慮しつつ、というより、自己都合」などと述べていますが、記事を多数盗用してその後の約束を反故にしたのは小池氏であり、上越タウンジャーナル側がなぜ小池氏の「立場にも配慮」しなければならないのでしょうか。「自己都合での要望が際立っていた」という記述がありますが、一貫して「自己都合」で配慮がないのは、加害側であるにもかかわらず約束を守らず説明責任も果たさない小池氏です。
江口記者は、4月27日、取材のやりとりをしている中で、突如、翌日の4月28日に取材をしたいと主張した。メールでのやりとりの中であらかた取材ができたので数点聞くだけだからと。筆者は「それはできない。連休明けの5月12日まではすでに予定があり、無理だと答えると、「無理だというなら刑事・民事の法的手続きに入る」と迫ってきた。
「突如、翌日の4月28日に取材をしたいと主張」とあります。上越タウンジャーナルの報道が刑法上の犯罪にあたると「突如」表明したのは吉川タイムズです。速やかに説明を求めるのは当然です。説明責任は吉川タイムズにあります。
また、「『無理だというなら刑事・民事の法的手続きに入る』と迫ってきた」とありますが、こうした発言やメールでの表明の事実はありません。これも小池氏の捏造です。
「ならば、訴えてください」と述べると・・「仕方がない。5月12日・・」で決まった。場所は、ムサシ(富岡)の前の「コメダ」に、と要望したのだが、しばらくすると場所を変更しないかと畳みかけてくる・・・といった調子だった。
「仕方がない。5月12日・・」「しばらくすると場所を変更しないかと畳みかけてくる」。これらも事実ではありません。
まず「仕方がない。5月12日・・」などという表現はどこにもありません(小池氏が着信拒否しているため電話は使えず、やりとりはすべてメールなどの文字です)。これも小池氏の捏造です。
また小池氏が取材場所に指定してきた「コメダ」というのは、「コメダ珈琲店 上越店」(上越市下門前)のことでした。
上越タウンジャーナルは小池氏に対し「取材における録音、撮影などについて店側の許諾が必要であり、取材場所としては不適切です」と伝え、「コメダ珈琲店 上越店」に隣接する上越市教育プラザの教室1室を小池氏の指定の日時に予約し、提案しました。その後小池氏が自ら示した断りのメールが来ました。 「しばらくすると場所を変更しないかと畳みかけてくる」という記述といかにかけ離れているか明らかです。
その後、江口記者から「もう時間がない。取材日までは待てない。4月28日に記事を出すから」と連絡があった。
「もう時間がない。取材日までは待てない。4月28日に記事を出すから」とありますが、これもまた小池氏の捏造です。
小池氏に伝えたのは「記事を公開しましたのでお知らせします」。これだけです。
記事を公開した事実を事後的に通知しただけで、小池氏が述べているような記事公開前のやりとりは一切ありません。
従ってこの部分も全部捏造であり虚偽です。
筆者も記者経験があるが、江口氏の取材の仕方、方法は被取材者の側からみると報道ガイドライン(メディアには決まりがある)に触れる可能性があるのではないか?
「被取材者の側からみると」とありますが、そもそも被害者はわたしたち上越タウンジャーナルの側です。小池氏に記事を盗用された挙げ句、検証・説明などの約束を反故にされ、さらに犯罪者扱いされています。
「筆者も記者経験がある」とのことですが、小池氏が指す「報道ガイドライン」なるものはいかなる内容なのかわかりませんが、小池氏の行為こそ「報道ガイドライン」なるものに抵触するのではないでしょうか。
さて、この間の報道の影響により、主宰のファミリーが深刻な状況となっている。
「深刻な状況」が何なのかわかりませんが、上越タウンジャーナルの「報道の影響」ではなく、小池氏自身の一連の行為の結果です。
おわり
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吉川タイムズによる盗用などの問題まとめ - 上越タウンジャーナル( https://www.joetsutj.com/2022/03/26/000000 )