ジョン・ウィリアムズ来日公演から1周年、コンサート映像配信がスタート&ダース・ベイダーのヘルメットをかたどったLP含む究極のファン・アイテムも発表
2023年 9 月、30年ぶりに来日を果たした映画音楽界のレジェンド、ジョン・ウィリアムズ。指揮者で盟友の小澤征爾の招きを受け、小澤征爾が総監督を務める「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」、そして、それに合わせて東京で開催されたクラシック音楽レーベル、ドイツ・グラモフォンの創立 125 周年を記念した特別公演に出演し、大きな話題を呼んだ。ジョン・ウィリアムズは松本と東京の両公演で、映画『スター・ウォーズ』、『ハリー・ポッター』といった自身がこれまでに作曲した映画音楽を中心に構成されたプログラムを披露し、小澤の長年の夢であったジョン・ウィリアムズとサイトウ・キネン・オーケストラの初共演が実現した奇跡的なコンサートとなった。
そのコンサート開催の1周年を記念して、ドイツ・グラモフォンによるクラシック音楽に特化した映像・音楽配信サービス、ステージプラスにて全世界でアーカイブ配信がスタートした。
そして、ジョン・ウィリアムズが近年共演した、サイトウ・キネン・オーケストラ、ボストン交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との公演の録音を収めたLP7枚組豪華ボックス・セット『ジョン・ウィリアムズ~John Williams in Concert Tokyo|Boston|Berlin|Vienna』が11月15日に限定発売されることも決定。それぞれの公演のメインプログラムと、LP7枚目には各公演のアンコール曲がまとめて収録されている。
さらに、上記4つのオーケストラのそれぞれ異なる録音による《スター・ウォーズ/帝国の逆襲》から「帝国のマーチ」を収録した、ダース・ベイダーのヘルメットをかたどった12インチ45回転のピクチャー・レコードも同日に発売されることが決定。こちらは国内ではUNIVERSAL MUSIC STOREのみでの販売となっており、11月の発売を前に、本日19時から先着での限定予約販売がスタートする。(販売数に限りがあり、上限数に達し次第、予約販売は終了予定)
この作品の発売に際し、ジョン・ウィリアムズはこれらのオーケストラとの共演について「この4つのオーケストラを指揮するために招かれることはおそらくどの音楽家にとっても最高の栄誉の一つでしょう。その演奏レベルは驚くほどの高さです。私はこのような招待を受けられるほど長く元気にいられたことを幸せに思うとともに、将来、いつか再び訪れることができるようにと願っています」とコメントしている。
なお、サイトウ・キネン・オーケストラの初共演となった昨年9月の来日における東京公演の模様は、発売中のライヴ・アルバム『John Williams in Tokyo』におさめられており、話題を集めている。