「トースター」の寿命を縮める“3つのNG行為”「調理トレイ使ってなかった…」
パンを焼いたり惣菜を温め直したり、自炊に欠かせない「オーブントースター」。電子レンジ同様に欠かせないキッチン家電ですが、使い方によっては劣化につながる場合があります。ここでは、寿命が縮まりかねない「トースターのNG行為」をご紹介します。
NGその1.使用後にお手入れをしない
オーブントースターは、使用するたびにお手入れを行うのが望ましいです。
面倒かもしれませんが、パンくずなどの汚れが溜まっているとオーブントースターの汚れが酷くなりかねません。汚れが熱されて冷めるを繰り返すと、さらに汚れはひどくこびりつく原因に……。
「焼きあみ」「調理トレイ」「パンくずトレイ」のように、取り外せる部分は使うたびにお手入れすると長持ちします。
調理後はオーブントースターが冷めるのを待ってから、洗剤やぬるま湯でしっかりと汚れを落としてください。
NGその2.調理トレイなしで揚げ物を温める
天ぷらやフライなどの揚げ物を温め直すときは、必ず「調理トレイ」を使用します。調理トレイなしで直接加熱すると、惣菜の油が落ちて発火する恐れがあるためです。
「アルミホイルにのせたから大丈夫」は間違い。アルミホイルにのせて加熱したとしても、油がもれる可能性はゼロではありません。
揚げ物の再加熱はもちろん、肉や魚といった油を含む食材を調理する際も、調理トレイの使用は必須です。
NGその3.長時間連続で使う
オーブントースターを酷使するような使い方も、避けた方が無難。連続で何度も調理すると、本体が高温になり変色などの劣化につながります。
そのため、必要以上に加熱時間をのばすのもNG。過熱により発火の危険をともないますので、加熱しすぎないよう注意しましょう。
特に、水分量が少ない・油分が多い・アルコールを含む食材は燃えるリスクが高いです。加熱時間は気持ち控えめにして、温度が上がりすぎないよう気を付けてください。
ただしく使ってオーブントースターを長く愛用
製品や使い方によって異なりますが、一般的にオーブントースターの寿命は「5~6年」です。大切に使えば、10年以上持つ場合もあります。
お手入れはつど、日々ただしい使い方を心がけて、オーブントースターを長く愛用しましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア