ホームで初勝利狙うDeNAバウアーか、昨年ハマスタで完封の阪神・才木浩人か
闘志あふれる投球で気合注入したいバウアー
DeNAのトレバー・バウアーが22日の阪神戦(横浜)に先発する。2年ぶりの復帰となった今季はここまで2戦2敗、防御率4.91。2023年に10勝した実力をそろそろ発揮したい。
初登板だった3月29日の中日戦は6回1失点と悪くなかったものの、打線の援護に恵まれず敗戦投手。一度、抹消されてから再登録後に臨んだ4月11日のヤクルト戦は3回裏の無死一塁で降雨ノーゲームとなり、16日の巨人戦は岡本和真に2本塁打を浴びて5回5失点で2敗目を喫した。
2年前の阪神戦は4試合に登板して1勝1敗、防御率3.65。大山悠輔に10打数5安打と打ち込まれており、佐藤輝明は8打数2安打だったが、現在絶好調のため十分に気を付けたい。
昨年は日本シリーズを制し、今年は悲願のリーグ制覇を狙うDeNA。ここまで6勝9敗2分けと沈んでいるだけに、バウアーが闘志あふれる投球でチームに気合を注入できるか。
首位追撃へ負けられない才木
一方の阪神は才木浩人が先発する。今季は3試合で1勝2敗、防御率2.18。7回無失点で初勝利を挙げた前回15日のヤクルト戦から中6日でのマウンドだ。
189センチの長身から投げ下ろすストレートは平均150キロ。切れ味鋭いスライダーと落差の大きいフォークを交え、昨季は13勝を挙げた。
4月1日のDeNA戦は5.2回7安打4失点。牧秀悟に一発を浴びて敗戦投手となったが、昨季のDeNA戦は2戦1勝、防御率3.00と相性は悪くなかった。5月12日には完封勝利を挙げている。
9勝8敗1分けの貯金1で首位・広島を追いかける阪神。6連戦の初戦をエースで落とすわけにはいかない。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
巨人・井上温大-中日・K.マラー(東京ドーム)
広島・玉村昇悟-ヤクルト・石川雅規(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・伊藤大海-楽天・藤井聖(エスコンフィールド)
ロッテ・石川柊太-西武・髙橋光成(ZOZOマリン)
ソフトバンク・L.モイネロ-オリックス・田嶋大樹(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部