【台湾グルメ】台北最強の朝食「阜杭豆漿」が最高すぎた! 日本にあったら1年で400回は通いたいウマさ!!
時刻は早朝5時半であるにもかかわらず、噂のお店にはすでに行列が出来ていた。そこは台湾の台北市。台北最強の朝食として名高い『阜杭豆漿(フーハン ドウジャン)』の前である。
私は台湾に詳しい友人に連れられてやってきたのだが、ハッキリ言って期待以上! 毎朝これでイイ!! 日本にあったら1年で400回くらいは通いたい圧倒的なウマさだったのだ。
・初訪問
何度か同じ国、同じ街に出かけていると“お気に入りの店”が出来てくるもの。私の場合、台湾でガチョウは外せず、朝食は西門の「麺線」がお気に入りだ。
なので今回も「麵線でも食べに行こうかな~?」と思っていたのだが、今回旅先案内人を買って出てくれた元バックパッカーの友人が「近所に豆漿(ドウジャン)の美味しいお店がありますよ」と教えてくれた。
そのお店こそ『阜杭豆漿』で、後から知ったことだが同店の豆乳が現地のセブンイレブンで販売されているほどの超人気店だという。ほう、豆漿か。
豆漿自体は過去に食べたことがあるが「まあ豆腐っぽいスープ」という感じで、感動するほど美味しかった記憶は無い。……が、元バックパッカーのお墨付きなら……というわけで、朝っぱらから『阜杭豆漿』に足を運んだ次第である。
・早朝なのに
で、その『阜杭豆漿』はMRT「善導寺駅」から徒歩1分の好立地で、台北駅からも歩いて15分ほど。私はたまたま善導寺駅近くの宿に泊まっていたため、宿から徒歩3分ほどで『阜杭豆漿』に到着した。……のだが。
まだ辺りは暗い5時半なのに、お店の前は大行列! マジかよ!! 聞けばピーク時はビルを1周するほどの行列が出来ることもあるそうで、お店の入口付近の行列はかなり短い方らしい。
また、行列の割に回転が早いことも特徴で結局のところ20分ちょいで注文まで辿り着いた。日本語のメニューもある & 店員さんが片言の日本語で対応してくれるため、初心者でもさほど難易度は高くないことだろう。
・3番はマスト
で、注文したのはマストだと聞いた3番「鹹豆漿(シェンドウジャン)」と12番の「厚餅夾蛋(ホウピンジャータン)」そして41番の「蛋餅(ダンビン)」だ。価格はいずれも40元~50元程度で、合計は135元(約617円)であった。
そして鹹豆漿がウマいのなんの! 白いのは豆腐で、豆乳が豆腐になりかけた瞬間くらいのフルフルとした口当たりが最高!! スープも干し海老の出汁やザーサイの食感が楽しい「THE・朝食」という優しい味わいだ。
自家製のパンに玉子焼きが入った厚餅夾蛋も、パンの素っ気ない味わいがしみじみとウマい。クレープ的かつ玉子焼き的な「蛋餅」も醤油や酢をかけて食べるととんでもなく美味しかった。
特徴的なのはいずれもド派手な味ではなく、あくまで朝食向きの味わいであること。実は気に入りすぎて2日連続で行ったのだが、2日目は土曜日だったため1時間弱並んだことを記述しておく。でも後悔はしていない。
探せば台湾で美味しい朝食はまだまだたくさんあるのだろう。……が『阜杭豆漿』が最高に美味しい朝食であることは揺るぎようのない事実である。『阜杭豆漿』のため、次回も善導寺駅周辺に泊まることすらやぶさかではない。
・今回訪問した店舗の情報
店名 阜杭豆漿
住所 No. 108, Section 1, Zhongxiao East Road, Zhongzheng District, Taipei city
時間 05:00〜12:30
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.