冬こそ行きたい岐阜県の観光名所 注目は「温泉」……2月の特別イベントもあわせてご紹介【2025年】
最近だいぶ寒いげー。こんな時は温泉でぬくとい。冬は岐阜の温泉へこーへんか?
(最近だいぶ寒い。こんな時は温泉で温まろう。冬は岐阜の温泉へ来ない?)
岐阜の観光名所と言えば、白川郷の合掌造り集落や岐阜城、飛騨牛などが有名ですが、実は温泉の宝庫でもあります。
最も知名度が高いのは「天下の三名泉」のひとつ「下呂温泉」でしょうか。1000年以上の歴史を誇り、無色透明でまろやかなお湯はお肌にも優しい名湯です。ほかにも名古屋から車で40分の長良川温泉、霊峰御嶽山の飛騨側登山口としても知られる濁河温泉などが有名ですね。
本記事ではこの冬行ってみたい岐阜県の名湯をピックアップ!あわせて今冬開催予定のイベントについてもご紹介します。
奥飛騨温泉郷
3,000m級の山々が連なる雄大な北アルプス(飛騨山脈)の麓に位置し、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉地からなる奥飛騨温泉郷。全体で100以上の源泉があり、単純泉、硫黄泉などさまざまな泉質を、北アルプスの豊かな自然とともにゆったりと楽しめます。
岐阜県と長野県の県境に位置しており、「上高地」などの山岳景勝地にも近いのがメリット。飛騨高山だけでなく中部地方の山岳国立公園を巡る旅の拠点とするのも良いでしょう。
[アクセス]
名古屋・大阪方面からはJR高山本線の特急「ひだ」がおススメ!最近では新型車両のHC85系が導入され、快適で静かな車内空間でゆっくり旅をすることができます。特急「ひだ」で高山駅まで行けば、今度は「濃飛バス」の路線バス【新穂高線】に乗り換えて約1時間で到着します。
東京・新宿方面から訪れる場合はJR中央本線の特急「あずさ」が便利です。「あずさ」で松本駅へ向かい、下車後は「濃飛バス」「アルピコ交通」の高速バスで約1時間30分。新宿駅西口からは奥飛騨温泉郷へ直行する高速バスも出ています。
飛騨小坂温泉郷
下呂市の北部、霊峰御嶽山の西に広がる飛騨小坂温泉郷。濁河・湯屋・下島の3つの温泉からなり、御嶽山をはじめとする山と川に囲まれた自然豊かな温泉地。湯屋と下島温泉は、高濃度天然炭酸泉で飲泉もできることから「飲む胃薬」とも呼ばれています。
もう一つ、忘れてはならないは滝の多さ。2023年6月には飛騨小坂地域にある200超の滝を活かしたアクティビティと飛騨小坂温泉郷などを体験できるプログラムが「岐阜未来遺産」に認定されています。
[アクセス]
JR高山本線「飛騨小坂駅」から湯屋温泉・下島温泉まではバスで10分。濁河はタクシーで70分です。
JR飛騨小坂駅はJR高山本線の普通列車と一部の特急「ひだ」が停車します。基本的には各都市から名古屋まで東海道新幹線で移動し、名古屋から特急「ひだ」や普通列車を乗り継いでいくことになるでしょう。北陸新幹線で富山へ行き、富山から飛騨小坂まで特急「ひだ」や普通列車で向かう手も。
2月開催の冬季イベント
◆中尾かまくらまつり
新穂高温泉の中尾高原 白山神社境内に、大小様々な”かまくら”が登場。ライトアップされた幻想的なかまくらが楽しめます。冬ならではののんびりとした世界をお楽しみ下さい。
特別イベントとして、2025年2月1日・8日・10日には獅子舞の実演も予定されています。気象条件などにより変更や中止となる場合があります。
[開催日時]
2025年2月1日(土)~10日(月) 20:00~21:00
[開催場所]
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の中尾高原白山神社
[アクセス]
JR高山駅からバスで「中尾白山神社」へ。バス停から徒歩5分。
◆平湯大滝結氷まつり
高さ64m×幅6mの「平湯大滝」は、飛騨三大瀑布や日本の滝百選にも選ばれた見事な滝です。豪快な滝の流れは、2月の厳冬期の訪れと共に凍り強大な氷柱へ。その姿は自然が作り出す唯一無二の芸術作品と呼べるでしょう。イベント期間中は各場所がライトアップ(19:00~21:00)されます。
[開催日時]
2025年2月15日(土)~25日(火)
[開催場所]
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の平湯温泉 平湯大滝周辺
[アクセス]
平湯バスターミナルから、お食事処あんき屋までシャトルバス運行(約5分)。あんき屋から徒歩20分程度