無理に起こしておかないことが大切。赤ちゃんの睡眠周期を守るべき理由とは【90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!】
眠りのサインが早くても遅くても90分を目安に寝かしつけます
目が覚めてから90分たっていないのに、赤ちゃんが眠そうにしていることに気がつくことがあるかもしれません。この場合は、周期が短いのではなく、大人が気づくもっと前から目覚めて、周期がはじまっていた可能性があります。
赤ちゃんのなかには、目が覚めてもすぐには声をあげず、しばらく静かにまわりの様子をうかがっている子もいるのです。
赤ちゃんの様子を注意深く観察して眠りのサインに気づいたら、90分にこだわりすぎず、すぐに寝かしつけましょう。
赤ちゃんが眠りのサインをださないときでも、90分周期のおわる5~10分前に寝かしつけをはじめます。
これまで、赤ちゃんがぐっすり眠るまで寝かしつけをしていた場合は、今のところ同じようにつづけてください。
6か月未満の赤ちゃんのほとんどは、眠るのに大人の助けが必要です。
生後6か月以上になってひとりで自然に眠れるようになった赤ちゃんの場合は、赤ちゃんがうとうとしはじめたら、そのまま完全に眠りにつく前に寝かせましょう。
赤ちゃんが生まれてから数日~数週間の場合は、目覚めてから90分も起きていられず、もっとひんぱんに眠りたがるかもしれません。
月齢にかかわらず、体調を崩したり、ケガをしたりしている場合も、赤ちゃんはとても眠くなる場合があります。このような場合は時間にとらわれずにすぐに寝かしつけてあげましょう。
赤ちゃんが眠りのサインをだしているのに、無理に起こしておかないようにすることが大切です。
【出典】『90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!』著:ポリー・ムーア, 監修:成田 奈緒子