フルート奏者Cocomi、サードアルバム『Neos』収録「Take Five」ミュージック・ビデオをプレミア公開 アルバムから第2弾先行シングル配信もスタート
ニューヨークの名門レーベル〈DECCA GOLD〉から世界デビューし、国内外から注目を集めているフルート奏者 Cocomiの新曲「Take Five」のミュージック・ビデオが2024年9月18日(水)20時からYouTubeでプレミア公開された。
先日、先行配信がスタートした楽曲「Take Five」はCocomiが10月18日(金)にリリースするサードアルバム『Neos』に収録される。「Take Five」ミュージック・ビデオについてCocomiは「この曲はジャズのスタンダードな曲なので緊張して臨んだのですが、萩森英明さんが“クラシック作曲家がピアノとフルートでアレンジしたら”というコンセプトで編曲してくださって、とても楽しかったです。ミュージック・ビデオは今までと全然違うテイストになっています。自分の趣味の映像も入っていたりするので、少しリラックスした雰囲気のミュージック・ビデオを楽しんでいただけたらと思います。衣装はアルバムタイトル『Neos』(ギリシャ語で新しいという意味)にちなんで、1作目、2作目で着ていなかったようなコンセプトのものを選んでみました」とコメントを寄せている。
Cocomi Atsushi Yamanaka - Take Five(Music Video)
なお、第2弾となる先行シングル「マルティヌー:フルート、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ H.254~第1楽章」の配信もスタート。第2弾先行シングルは、フランス印象派やジャズの影響も受けたボフスラフ・マルティヌーが作曲した独自のみずみずしさを持ち、3つの楽器がリズミックに奏で合う作品になっている。
アルバム『Neos』には、そんなマルティヌーをはじめ、クラシック音楽にジャズの新しい語法を取り入れたウクライナ出身の作曲家ニコライ・カプースチンの「フルート、チェロとピアノのための三重奏曲 Op.86」、「Take Five」などを含む、全5曲を収録。参加アーティストには、作曲家、アレンジャーとしても活躍する実力派ピアニストの山中惇史、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝する快挙を果たした佐藤晴真、テレビ・アニメの演奏吹替など活躍の場を広げているヴァイオリニストの東亮汰といったクラシック界の若手新進気鋭アーティスト達が参加している。
Cocomiは今年12月に東京と大阪でリサイタルを開催することを発表したばかり。このリサイタルでは、サードアルバム『Neos』の収録曲から多数演奏される予定で、共演者にピアニストの山中惇史、ヴァイオリニストの東亮汰、チェリストの矢部優典が決定している。