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夕マヅメのサビキ釣りで小アジ23匹【大阪南港魚つり園】小型でも脂乗りはバッチリ!

TSURINEWS

サビキ釣りで仕留めたアジ(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

大阪南港魚つり園では、朝マヅメと夕マヅメにアジが好調だ。今回は夕方の時合いを狙い、久々のサビキ釣りを楽しんできた。

夕方からアジ一本勝負!

このところ正午前後に入園してサゴシを狙っている筆者だが、この日は仕事を終えて現地に着いたのが15時57分。すでにサゴシの時合いが終わっていたため、アジ狙いに専念することにした。

釣りエリアに入ると、ちょうどアジの時合いが始まっていた。急いで準備に取り掛かる。仕掛けはTポートオリジナル「小アジ専科 ツイストケイムラレインボー」針6号・ハリス1.5号。

鉄ドンブリカゴを忘れる

しかし、サビキ釣りの必需品“鉄ドンブリカゴ”を忘れるという痛恨のミス。入園前に売店でプラスチック製のカゴを購入したものの、「重さが足りず、これでは釣果を伸ばせそうにない……」と残念がっていると、隣の釣り人が「良かったら、どうぞ」と鉄ドンブリカゴ20号を差し出してくれた。

思わぬご厚意に感謝しつつ、お言葉に甘えてセット。同じ鉄ドンブリカゴ愛用者同士、その有用性の話でしばらく盛り上がる。

早々に1尾目のアジが登場

周囲では次々と小アジが上がっている。筆者も仕掛けを投入し、表層から徐々にレンジを下げて探ると、中層上付近で“ブルブルッ”と小気味良いアタリ。慎重に巻き上げると、20cm弱の小アジが登場した。

あっさり1匹目をキャッチ(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

サッパの猛攻に苦戦

2匹目もすぐにヒットし、連発の気配!と思いきや、ここからサッパが4連続。表層付近ではサッパが優勢で、アジは表層下〜中層に滞留しているようだった。仕掛けを動かすと食わないため、狙ったレンジで“ステイ”させて待つ、筆者が苦手とする釣り方である。

数秒で掛かることもあれば、数十秒待ってようやくアタることも。辛抱強く手返しを続ける。

底付近を狙い撃ち

17時を過ぎると、ややサイズの良いサバも混じり始めた。そして時合いの終盤、アジの群れは底付近に沈む。ここで“鉄ドンブリカゴ”が真価を発揮。表層・中層のサッパやサバをかわし、底のアジだけを効率よく拾っていく。

17時50分、海面はすっかり闇に包まれた頃。底でじっくり待っていた仕掛けに、再び明確なアタリ!これがこの日のラストアジとなった。釣果は小アジ23匹と、まずまずの結果に。

鉄カゴ+底狙いが効果を上げた(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

脂ノリ抜群の南港秋アジ!

日没後はタチウオ狙いに切り替えたが、サバらしいアタリのみで姿は見られず。閉園の19時前に納竿した。帰宅後は、釣れた小アジを南蛮漬けに。小ぶりながらしっかりと脂が乗っており、ふっくら柔らかい身が絶品だった。

“秋アジの旨さ”を改めて実感する釣行となった。執筆時点(11月13日)、南港ではサゴシの釣果が落ち着きつつある。これからはアジ狙いも視野に入れ、“美味しい釣り”を楽しんでいきたい。

釣りたてのアジを南蛮漬けに(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)

実釣を動画で観る

<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>

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