【金沢】石川県を代表する老舗和菓子店の新店「森八 久安店」がオープン!赤紫蘇が香る限定菓子が早くも人気♡【NEW OPEN】
6月12日、金沢市久安に「森八 久安店」がオープン!
今年で創業399年。加賀藩御用菓子司として、菓子どころ金沢を代表する和菓子店・森八の新店です。
開放感たっぷりの広々と心地の良い店内には、「長生殿」や「千歳」、「黒羊羹」といった森八の伝統のお菓子、目にも美しい上生菓子、進物や手土産に喜ばれるギフトアイテム、毎日のおやつにぴったりの和菓子たちが並びます。
そんな中、出会えたら絶対購入したいのが…森八自社農園で無農薬で育てる「赤紫蘇」を使った、久安店限定の和菓子♡
「紫蘇こはく」(5本入 837円)は、ルビー色に輝く、紫蘇風味の琥珀糖(こはくとう)です。
一口かじれば、シャリリと涼やかな歯ざわり。寒天がホロリとくずれ、紫蘇が甘酸っぱくフルーティーに口の中で広がります。紫蘇の粉の程よい塩気も心地よく、甘さはスッキリ。夏にもおいしい、爽やかな和菓子です。
早くもファンが多い「紫蘇こはく」。残念ながら売り切れても、琥珀糖は手間と時間がかかるお菓子のため、すぐに入荷とはいかないそう。出会えたらラッキー♪ですよ。
そして、もう一品の限定商品が「紫蘇香る」(432円)。紫蘇の葉を模した練り切りで、紫蘇ジュースを練り込んだ餡子をくるんだ上生菓子です。繊細なかたち、色合いは思わず見惚れてしまう美しさ。
いただくと、まずは練りきりのむっちり滑らかな舌触りにうっとり。続いて、中の餡子のジューシーで甘酸っぱい紫蘇の風味があふれ、その後に豆の豊かな風味が追いかけてきます。そして、後口はサラッとあっさり。こちらも夏にぴったりのおいしさです。
とにかく!素材選びに妥協がないのが、森八のお菓子。上生菓子には全て、紅花やクチナシの天然の色素が使われています。おいしいだけじゃなくて、安心していただけるのもうれしいですね。
これからの季節にぴったりの涼菓も充実。貴重な能登の「宝達葛(ほうだつくず)」を贅沢に使った「くずきり」(1本 411円)や、ゼリーの中に葛饅頭が浮かぶ「季すずやか」(1個 357円)、「葛水羊羹」(1個 270円)など、ひんやりおいしい和菓子があれば、暑さも楽しめちゃいます♪
お店の一角には、九谷焼の豆皿などが並ぶコーナーも。
「せっかくなら、かわいいお皿でお菓子を楽しむのもいいですよね。お菓子のお写真を撮る際も、九谷焼はとっても映えますよ」と、19代目若女将の中宮千里さん。
若女将は、受賞歴のある腕利きの和菓子職人でもいらっしゃいます。赤紫蘇を使った久安店の限定商品も、若女将が開発を手がけられたそう。
しかも、前職はエディトリアルデザイナーというから驚き!その経験を活かして、お菓子のパッケージデザインも担当されています。
「SDGs」をお店のコンセプトの一つとしている久安店。屋根に設置した太陽光パネルで、お店で使う1日分の電気をまかなっているとのこと。
自社農園でつくる赤紫蘇を使った和菓子も、そんなお店のストーリーにマッチしていてステキ♡
大切な人への手土産に、重宝しそうなお店です。
森八 久安店
住所石川県金沢市久安1-503
TEL076-225-5648
営業時間9:00-18:00
定休日無休(1月1日・2日のみ休業)
駐車場8台
公式webサイト( https://www.morihachi.co.jp/ )