『キャプテン・アメリカ』最新作、新スーツのデザイン秘話を主演アンソニー・マッキーが明かす!
世界中に衝撃と感動を巻き起こし破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオの劇場公開最新作『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』が2月14日(金)より日米同時公開。
主人公は、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから“正義の象徴”である盾を託されたサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)。これまでも空を駆けるヒーロー“ファルコン”として活躍してきたサムだが、本作ではキャプテン・アメリカを継承するにあたり、ファルコンの時と比べ着ているスーツがパワーアップ。
しかし、それによって大変なこともあったようで、サム役のアンソニーは「スーツの見た目は素晴らしい思うけど、これまでより重くて撮影が大変だったよ(笑)」と衣装にまつわる苦労を明かした。
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ファルコンの時と比べてパワーアップ
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に初登場したサムは、人工の翼を巧みに操り、空を制する抜群の戦闘能力で、これまでアベンジャーズの一員としてあらゆる闘いに貢献。
翼を備えたスーツは、サムのヒーロー活動において様々な活躍を魅せてきた。本作ではそんなスーツがこれまで以上にパワーアップしたため撮影も一苦労だったそうで、アンソニーは「ファルコンの時と比べてパワーアップした分、相当な重量を負うことになり、とても窮屈だったよ(笑)ファルコンの時はガジェットなどを全部合わせても10個程度だったけど、今回の衣装は甲殻みたいなものになっているんだ。あらゆる力や乱暴な扱いに耐えられる代物でなければならないからね」と吐露。
さらに続けて、「僕に限らず、こういった衣装は撮影現場での使用が無理筋な代物なんだ。現場に来た俳優は、誰しもが自分の衣装について絶望していたよ(笑)。衣装に一番恵まれたのはブラック・ウィドウかな。スーツ1着にベルト1本だからね。他の俳優たちはみんな、『この衣装は大変…!』と嘆いていたよ(笑)」と裏話を告白。全身がパワードスーツで覆われたアイアンマンを筆頭に、これまで世界中のファンを魅了してきたヒーローたちは、着るだけでも一苦労な衣装に身を包み、過激なアクションに挑む過酷な撮影に励んでいたのだ。
そして本作ではそんなパワーアップしたスーツによって、かつてないスケールの空中アクションが展開。予告でも映し出されているように、猛スピードで飛ぶ戦闘機を撃破するほか、ミサイルを防ぐバリアとして活用、さらには投げつけられた車を一刀両断するなど、多彩かつ頑丈な翼が背中に備わっているほか、スティーブから継承した盾も背中に格納されている。
さらにアンソニーは「彼の新しいスーツには、まだ完全には明かされていない新しいスペックが詰まっているんだ」と、まだまだ隠された機能があることを言及。果たしてパワーアップしたスーツは、サムの闘いにおいてどんな活躍を魅せるのか。撮影にも一苦労するほどの新たなスーツに、是非劇場で注目してほしい。
ハリソン・フォード演じるアメリカ大統領のサディアス・ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展。この混乱を食い止めようとするキャプテン・アメリカに、すべてを一捻りでなぎ倒す最強のパワーを持つレッドハルクと化したロスが、噴火のような咆哮をあげ襲いかかる…!だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった―。究極の空中戦で繰り広げるサスペンス・アクション超大作がまもなく空高く飛翔する。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』2月14日(金)全国劇場公開©︎ 2025 MARVEL.