「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」ついに完結、最終シーズン予告編が米公開
海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(2017-)の完結編となるシーズン6が、2025年4月8日より米Huluで配信開始となる。あわせてティザー映像も公開された。
マーガレット・アトウッドのディストピア小説に基づく本作は、女性が虐げられる世界を生き抜く侍女たちの戦いを描いた物語。作中では不妊問題が深刻化し、アメリカは「ギレアド」という全体主義的な神政国家に変貌。妊娠可能な女性たちは「侍女」と呼ばれ、性と生殖の奉仕を強制されていた。そんな過酷な世界を主人公ジューンの目線で描いた本作は、全米で社会現象を巻き起こした。
シーズン6では、ジューンの揺るぎない精神と決意が、ギレアドを打倒するための戦いに再び彼女を引き戻す。ルークとモイラはレジスタンスに参加し、セレーナはギレアドの改革を試みる。ローレンス司令官とリディアおばは自らが引き起こした事態に向き合い、ニックは人格を試される困難に直面。正義と自由を追及するなか、希望、勇気、連帯、そして回復力の重要性が浮き彫りとなる。
映像では、ジューンをはじめとする侍女たちがギレアドとの本格戦争に向けて準備する様子が描かれている。侍女の象徴である真っ赤なドレスが映し出されると、ジューンは「(赤は)血の色だが、怒りの色でもある。ドレスは私たちのユニフォームとなり、私たちは一つの軍団となった」と宣言。女性たちの自由を求める戦いはピークに向かって突き進み、最後はジューンの「私たちは悪を恐れない」という力強いセリフで締めくくられている。
シーズン6にはジューン役のエリザベス・モスをはじめ、セリーナ役のイヴォンヌ・ストラホフスキー、ジョセフ役のブラッドリー・ウィットフォード、ニック役のマックス・ミンゲラ、リディア役のアン・ダウド、ルーク役のO・T・ファグベンル、モイラ役のサミラ・ワイリーらが続投する。
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン6は、2025年4月8日より米Huluで初回3話が同時配信。新エピソードは毎週火曜日に更新となる。日本での配信情報を待ちたい。
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