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DEEP JAPAN ULTRA 100、ココヘリを全カテゴリーで必携装備に指定。レース中の“もしも”に備える標準装備へ

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DEEP JAPAN ULTRA 100、ココヘリを全カテゴリーで必携装備に指定。レース中の“もしも”に備える標準装備へ

160km・80km・30kmのすべての部門で、山岳捜索サービス「ココヘリ」の携行が義務化。トレイルランナーにとっての安全基盤に。

「どこを走っているか」を、見失わないために

2025年6月27日から新潟県で開催されるトレイルランニング大会「DEEP JAPAN ULTRA 100」において、AUTHENTIC JAPAN株式会社の提供する山岳捜索サービス「ココヘリ」が、全レースカテゴリーの必携装備として指定された。
対象となるのは、160kmの「DEEP JAPAN」、80kmの「UONUMA」、30kmの「SUMON」の3部門。いずれも累積標高や携帯圏外区間を含む過酷なコース設定で知られている。

主催者は「過酷な環境下での位置把握と迅速な救助のため、捜索精度に優れた装備が不可欠」とし、ココヘリの導入を決めた。

トレイルランにおける“安全装備”のスタンダード化

ココヘリは、電波発信機とヘリ・ドローンを用いて遭難者の位置をピンポイントで特定できる、日本唯一の民間ヘリ捜索サービス。現在、全国で17万人以上が会員登録している。

登山よりもスピードが速く、コースアウトや突発的な体調不良のリスクが高いトレイルランにおいて、捜索時間を短縮できる機能が評価され、今年度も全国の複数大会で必携化されている。

“登る”から“走る”へ。山での安全意識は確実に進化している

かつては登山者向けだった山岳安全装備が、いまやトレイルランナーにも標準装備として浸透しつつある。
特に携帯圏外の山域を含む長距離レースでは、“GPSがあるから大丈夫”とは言い切れない現実がある。発信機とヘリによるダイレクトな捜索という仕組みは、こうしたリスクに対する現実的なソリューションになり得る。

「装備があるからこそ、自由に走れる」。ココヘリは、その考え方をレース現場に静かに定着させているようだ。

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