【駿河区・カフェ ジャボチカバ】なんじゃコレ? 幹に無数の粒々 個性的カフェで珍フルーツ
とても珍しいフルーツ「ジャボチカバ」が食べられるカフェが静岡市駿河区にあります。見た目は農業用ハウスですが、実だけでなくジャボチカバのジュースやケーキもあって、南国気分たっぷりのカフェでした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ木が生い茂るハウス
超個性的なカフェを求めて向かったのは静岡市駿河区丸子。
カフェだと聞いていましたが、農業用ハウスにしか見えません。
中に入ってみると木が生い茂っていました。まるで植物園のような緑あふれる空間。一体ここは?
Cafe Jaboticaba・西川宜成さん:
(Q.ここはハウスですよね)はいそうです。ここでこのままカフェ営業をしています。木の下にベンチがあり、ゆっくり楽しんでもらっています
「西川農園 Cafe Jaboticaba(カフェ ジャボチカバ)」は、農家である西川宜成さんが始めた農業用ハウス内が丸ごとカフェになったお店。
栽培しているフルーツも一風変わっているんです。
木の根本付近の幹を見てみると、黒い粒々が無数に付いているではないですか!
黒いブドウのような実です。これは南米原産のジャボチカバというフルーツなんです。
木の幹に直接実がなっているのは、なんとも不思議。
ブドウによく似た実を付けることから「木葡萄」とも呼ばれるそうです。
全国的にも栽培している場所がほとんどないという常緑性の高木「ジャボチカバ」。西川農園では60本以上栽培し、県内では唯一、果実の摘み取り体験ができます。
摘み取り体験は、1カップ15粒程度入れられ、500円です。
味はライチ風でジューシー
ジャボチカバの実をそのまま1粒口に入れてみました。
テレビ静岡・小倉彩瑛アナウンサー:
甘い! みずみずしくてジューシーです。ほんのりと酸味がありますね
Cafe Jaboticaba・西川さん:
糖度は16度以上あるのでかなり甘く感じると思います。トロピカルな風味がちょっとライチに似ていますね
生のジャボチカバを堪能した後はカフェメニューも。
フレッシュなジャボチカバを使った100%ジュース(500円)や、レアチーズケーキ(500円)などがあります。
ジャボチカバを育てるわけ
たくさんのフルーツがある中で、なぜ西川さんはジャボチカバを育てることにしたのでしょうか。
Cafe Jaboticaba・西川さん:
一年中、実や花が見られるフルーツを育てたかったんです。観賞用としても楽しめて、日本人が食べておいしいと感じるフルーツをいろいろ探したら、ジャボチカバにたどり着きました
ハウスの中にカフェがあるからこそ、近くでなっているジャボチカバを見ながらスイーツが食べられる。南国に来た気分になれる楽しいカフェでした。
■店名 西川農園 Cafe Jaboticaba
■住所 静岡市駿河区丸子6253-3
■営業時間 10:00~16:00
■営業日 日曜のみ
■問合せ 090-7605-3491