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人気キッシュ専門店の新たな挑戦! ビストロよりも気軽で食堂よりもおしゃれなフレンチ食堂「イイダノキッシュとイイダノツマミ」がオープン!!【名古屋市・志賀本通】

日刊KELLY

名古屋市北区の住宅地でひっそりと営業をしていたキッシュとスコーンのテイクアウト専門店「イイダノキッシュ」が、2024年8月23年に食事がメインの「イイダノキッシュとイイダノツマミ」をオープン。自慢のキッシュやスコーンはもちろん、女性店主の愛情が詰まったフレンチをカジュアルに楽しめます。

お店があるのは市場の中とユニーク!

お店がオープンしたのは、昭和30年に創業した木造平屋建ての「金城市場」内。時代とともに店舗は少なくなりましたが、改修工事を経て市場内は新たな装いに。
その一角にたたずむのが「イイダノキッシュとイイダノツマミ」。市場の雰囲気と溶け込むように営業をしています。

客席は古い壁や梁、昔ながらの引き戸など、あえて古さを残したレトロな雰囲気。アンティークのテーブルやイスがその雰囲気にマッチしつつ、おしゃれ感を演出しています。

左から息子さんの飯田浩太郎さん、店主の飯田紀子さん、調理スタッフの水野沙織さん

これまでのキッシュとスコーンのお店は店主の飯田紀子さんが1人で切り盛りしていましたが、今回のオープンにあたり、息子の飯田浩太郎さんと、以前から知人だったという水野沙織さんが手伝ってくれることに。ほぼ家族経営のアットホームな雰囲気が広がります。
また、店主の飯田さんは、元々フレンチやイタリアンのお店で働いていたこともあり、いつかは自分のお店を持ちたいと願っていたのだとか。その夢が叶い、今は奮闘しながらも毎日楽しく働いている様子が伺えます。

まずは味わいたい自慢メニュー

「キッシュ各種」(1カット750円~)

店主自慢のキッシュ。季節により常時3種類が焼き上がります。これらのキッシュは店主ならではのこだわりがあり、カットしたときの断面が美しくなるよう、具は種類ごとに生地に詰め、その都度オーブンへ。この工程を3回繰り返し、断面が層になるように仕上げる手間ひまのかけようです。

また、使う生クリームは、同じ乳脂肪分でも他のメーカーよりもコクと濃厚さがまったく違うという高級店御用達の「中沢乳業」の一品。手間ひまや材料だけでなく、季節により、白子やホタルイカ、フキノトウなど、キッシュの具では珍しい素材を使うのも店主ならではのセンスとアイデア。
味はもちろんお墨付きで、マルシェなどでは1日に300個売れたこともあると言います。

手前「セイボリー」(350円)、奥「プレーン」(300円)

シンプルな見た目ながらこちらもファンが多いスコーン。フランス産の小麦を使うのが特徴で、「小麦自体の味と香りが強いので、ジャムや生クリームなどをつけずにそのまま食べるのがおすすめ」と店主からのアドバイス。「セイボリー」はブラックペッパーとチーズが練り込んであるので、ワインのお供にも最適です。
こちらのスコーン、全国から選ばれた店しか出店できない三越が運営する「スコーンパーティー」にも参加したという本格派。全国屈指の味わいをぜひ楽しんで♪

「キャロットケーキ」(500円)

細切りにしたにんじんに加え、シナモンやジンジャー、ナツメグなど、スパイスがたっぷり入った人気焼き菓子。ほど良いスパイスの風味がクセになる大人テイストで、まとめ買いする人も少なくない人気ぶり。

気になる食事メニューをご紹介!

ランチに付く前菜。スープにサラダ、フランスの総菜が一皿になった一品です。写真のスープはかぼちゃ。「野菜をたっぷり食べてもらいたい」という店主の想いが詰まっています。

ランチのメイン料理「スペアリブとリンゴの煮込み」。リンゴをメインとしたフルーツでスペアリブを煮込んだ一品で、スペアリブは口の中でほろほろ崩れるほど柔らか! ランチは3種類(1700円~)あり、写真の「スペアリブとリンゴの煮込み」は1800円。どれも前菜とパンがセットに。

「パテ ド カンパーニュ」(1000円)

ディナーは写真の「パテ ド カンパーニュ」をはじめ、「鴨胸肉のソテー 白ねぎとポルト酒のソース」(2200円)や「仔羊のパッケリ(大きな筒状のパスタ)」(2000円)など、アラカルトが中心。どれも本格的ながら手作りの優しい味わいが広がる品々ばかり。ほとんどのお客さんはアラカルト数品頼んでワインと一緒に楽しむことが多いよう。また、前菜とワインを気軽に満喫する女性1人客の姿も少なくありません。1人でも気軽に立ち寄れる雰囲気も魅力ですね。ちなみに全5皿を楽しめるコース「menu a」(4500円)もあるので、気分やシチュエーションに合わせてセレクトできますよ。

アルコールはあえてビールとワインのみ!

「あくまで食事をメインに楽しんで欲しい」と、アルコールのラインナップはビールとワインのみ。ワインはフランス産を中心にドイツやオーストラリア、南アフリカのナチュールワインがスタンバイ。どれも飲みやすく、料理を引き立てる味わいの銘柄ばかりで、料理と共にワインもぐいぐいと進んでしまうことうけあいです!

WRITER
Kuboふらっと立ち寄れるカジュアルな雰囲気で本格フレンチを楽しめるとっておきのお店。市場内というマニアックな立地も足を運びたくなる要素のひとつですね。キッシュやスコーンはテイクアウトもできますよ。

イイダノキッシュとイイダノツマミ

問い合わせ070-9083-2506
場所名古屋市北区清水5-32-22(金城市場内)
営業時間11:00~14:00(LOは13:45)、17:30~21:00(LOは20:30)
定休日火~木曜
駐車場なし
支払方法カード・電子マネー可(ランチタイムはカード不可)
Instagram@iidanotumami
アクセス地下鉄「志賀本通駅」より徒歩で約8分


撮影/竹内恵美
※掲載内容は2024年9月時点の情報です
※価格はすべて税込み表記です

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