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防犯協会 新体制に まちの治安維持目指す

タウンニュース

防犯活動の旗振り役を担う役員

保土ケ谷防犯協会の組織改編がこのほど行われ、初音ケ丘在住の堀功生さんが会長に就任した。堀会長は「地域防犯に携わる団体の代表者としての自覚を持ち、住民との対話を重視したい」と意気込みを語る。

同協会は1969年12月に設立し、「地域の防犯意識向上」などがモットー。今年8月末時点で158団体が会員として活動し、犯罪の抑止に貢献している。オレオレ詐欺などの特殊詐欺や自転車盗など、住民の生活を脅かす犯罪への注意を呼び掛けようと、保土ケ谷区役所と共に「保土ケ谷区民防犯のつどい」を毎年開催。お笑いライブやコンサートなどを取り入れ、住民が気軽に防犯に関する知識を深められるように工夫を凝らす。

堀会長は保土ケ谷東部地区連合自治会の会長なども兼任。長年にわたり、多面的に地域活動に取り組んできた経験から、「警察や関係団体との連携に加え、住民のニーズに沿った取り組みを広げていくことがまちの治安維持につながるはず」と結論付ける。

高齢者が特殊詐欺の被害に遭うケースが多いことから、老人クラブなどに向けた啓発活動を広げていくことを視野に入れる。「情報を確実に届ける」をテーマに、まちの平和を守っていく。

堀功生会長

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