総裁選3位の小泉進次郎氏 想定した「決着」付かず 地元からは落胆と期待の声
9月27日に投開票された自民党総裁選挙で、小泉進次郎氏(43)=衆院11区=は全体3位の得票数にとどまり、決選投票への進出は叶わなかった。30日には石破茂新総裁のもと、選挙対策委員長に就任した。
小泉氏は9月6日に総裁選への立候補を表明。「長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつける」と訴えた。開票後、支援者らに向けた報告会では「想定した決着とは異なるが、このチームで総裁選を戦えて良かった」と振り返った。
地元からは落選を惜しむ声と、今後の活動に期待を寄せる声が上がる。自民党の田中洋次郎県議は「刷新を訴えて支持が広がったことは、今後自民党が変わっていく中で大きな力になると思う。総裁選で掲げていたことをこれからの役割の中で進めてほしい」とコメント。三浦市で小泉氏を支援する「三進会」代表の加藤隆史さんは「国会に若い風を吹かしてくれることを期待していただけに残念。再度挑戦することがあれば全力で応援したい」と話した。