犬のモチベーションを上げる『褒め方』4選 愛犬の意欲を高めるポイントや注意点まで
褒め方で犬のトレーニングへの"モチベ"が大きく変わる
愛犬がトレーニングを成功させた時や、生活の中で良いことをした時、「すごいね!」「できたね!」「お利口だね!」と褒めて伸ばす人が多いでしょう。
犬は飼い主に褒められることで達成感や喜び、そして幸福感を覚えます。それにより、トレーニングに対するモチベーションが上がったり自信に繋がったりするので、飼い主がしっかり愛犬に伝わるような褒め方をすることが大切です。
では、犬の移植を高めるためには、どのような褒め方を意識すべきなのでしょうか。
犬のモチベーションを上げる『褒め方』4選
ここでは、犬のモチベーションを上げるために意識すべき褒め方をチェックしましょう。
1.褒めるべきタイミングで褒める
まずは褒めるタイミングです。褒めるタイミングを間違えると、何に対して褒められているのか伝わりづらく、褒めることでモチベーションを上げる効果や「褒められた!」と次回の成功につながる感覚を掴むことができません。
犬がトレーニングを成功させた直後、あるいは良いことをした直後に褒めることで、「今できたことに対して褒められたんだ!」「今やったことを喜ばれた」と、何に対して褒められたのか理解しやすくなり、またモチベーション向上につながります。
2.毎回同じ聞き取りやすい単語で褒める
毎回必ず同じ単語でなければいけないとは限りませんが、なるべく犬が聞き取りやすい単語(2〜4音程度)で、すでに聞き馴染みのある褒め言葉を活用して褒めましょう。
何度も同じ単語を使うことで、犬はその単語と使われた状況や行動を組み合わせて意味を理解します。
そのため、毎回誉めるべきタイミングで同じ褒め言葉を使うことで、「この言葉は褒めてもらえているんだ」と理解し、褒められたと実感しやすくなるでしょう。
3.柔らかい表情や声のトーンを意識する
褒めるときは、なるべく目を細めて口角を上げるなど、笑顔や柔らかい表情を意識してみてください。犬は人間の表情から感情を読み取る能力に長けているため、表情を意識することで感情が伝わりやすくなります。
また、いつもより少し高めの声のトーンを意識することも「褒められた」と実感を与えやすいポイントです。
しかし、あまりにも甲高い声やはしゃぎ過ぎてしまうと、ただ興奮させ過ぎてしまうだけなので程度に気をつけましょう。
4.時々おやつをご褒美として与える
毎回おやつを与えてしまうと「おやつをもらえることが当たり前」となってしまいます。そのため、時々おやつをご褒美として与えるようにしましょう。
毎回でなく時々ランダムでもらえることで、もらえた時の喜びが倍増します。「こんなに美味しいおやつをもらえるなら頑張ろう!」とモチベーションにもつながるので、いつもより頑張った時や難易度の高いトレーニングをこなした時などに使いましょう。
犬を褒める際の注意点
犬を褒める時は、以下の点に注意してください。間違った褒め方は、伝わらないだけでなく逆効果となる恐れもあります。
✔時間が経ってから褒めても効果はない
✔褒めるタイミングを間違えると逆効果になることもある
✔飼い主がはしゃぎすぎると興奮を昂らせてしまうので注意
✔こわばった表情で褒めても伝わりにくい
✔毎回おやつを与えていると、おやつがない時に指示に従わなくなる恐れも
褒めるタイミングはとても重要です。全く関係のないタイミングで「そういえば、さっき……」と褒めても犬には伝わりません。
また、毎回おやつを与えていると、おやつがない時に指示に従わない、機嫌を損ねるなどの弊害が生まれる恐れもあります。そうならないためにも、おやつは時々ランダムで与えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬のモチベーションを上げるためには、正しく伝わりやすい褒め方を意識することが大事です。
今回紹介した犬にモチベーションを上げる褒め方や注意点を参考に、愛犬が意欲的になるような褒め方を実践してみましょう。