ブランコの後ろが入口?「子どもたちが続々やってくるカフェ」【京都市下京区】
京都には人におすすめしたくなるようなスイーツがいっぱいありますよね♡
『きょうとのスイーツとくらす』では、きょうとくらす編集部が「ぜひ一度食べてみてほしい!」とみなさんにおすすめしたいスイーツをご紹介します!
今回は、公園で遊ぶおもちゃの貸し出しや、日によって子ども向け自家製ジュースが無料提供される『そのうちcafe SNC』(京都市下京区)をご紹介します。
公園とつながった心地いいカフェ
京都市営地下鉄・五条駅から東へ徒歩約5分のところにある『そのうちcafe SNC』。なんと入り口は公園に繋がっています。『六條院公園』のブランコの後ろにちらりと覗くブルーの塀と白い“CAFE SNC”の文字が目印です。
ドアの手前には階段がありますが、小さな子どもでも歩けるような低めの段差になっています。ガラスの引き戸を開けて黄色いのれんをくぐれば、一気に公園のざわめきが遠のきます。
店内の床や壁はほとんどが木でできていて、まるでツリーハウスのよう。高い天井に控えめの照明が組み合わされていて、大きな木の影にいるような落ち着く雰囲気です。
店主がいる厨房の前に2人掛けのカウンター席があるほか、壁際にはテーブル席が3つ並んでいます。布張りで大きめの椅子に体を預ければ、ほっとした気分になります。
子ども向けのジュースやおもちゃも用意
公園が近いことから、子どもたちや小さな子ども連れの親子といったお客さんがよく訪れるのだそう。店内には、子どもが喜びそうなカバの形をした小さなスツールが2つ用意されています。
また、絵本やサッカーボール、野球ボールなどもあり、子どもたちに貸し出すこともあるのだそう。公園で遊ぶ子どもたちのにぎやかな声をかすかに聞きながら、お店の中ではゆったりとした空気感に包まれて過ごすことができます。
メニューは自家焙煎のコーヒーや紅茶、サンドイッチといった大人向けの軽食がメインですが、材料があれば、子ども向けに自家製ジュース(無料)が用意されていることも♡ 梅やヤマモモを使った手作りのジュースは、特に夏の暑い時期には人気です。
とろとろ・つるつるのやみつき「わらび餅」
筆者が注文したのは『わらび餅』(500円)。店主の得意料理の一つで、注文を受けてからその場でわらび粉を練って作ってくれます。
抹茶茶碗には、わらび餅とたっぷりの黒蜜が入っていて、トッピングとしてきな粉もかかっています。
作りたてのわらび餅は、柔らかでとろける食感とほどよい弾力がたまりません♡ 一口サイズに切ってあるので食べやすく、舌で押しつぶすようにすると、まるで水を閉じ込めたかのようなとろとろ感が口の中いっぱいに広がります。
また、主に沖縄県産の黒砂糖を溶かして作る黒蜜は、じんわりとした甘さとコクがあります。きめ細かなきなこと混ざると、さらに香ばしい香りも楽しめます。
箸休めには、日本茶を一口。お店が混んでいないときなど、店主の余裕があるときにはお茶を一緒に提供してくれるのだそう。『わらび餅』にぴったりの和の味わいで、ゆっくりと楽しむことができました。
公園で遊んだ後や、遊びの合間にもホッと一息できる素敵な空間。なめらかな舌触りと奥深い甘みがやみつきになる『そのうちcafe SNC』の『わらび餅』をぜひ味わってみてくださいね。
【店舗詳細】
そのうちcafe SNC
住所:京都府京都市下京区塗師屋町119
電話番号:090-1767-0126
営業時間:12:00~19:00
定休日:無休
文/さとみ縁
【画像】さとみ縁
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