プリンス進学院美濃部さん そろばん東日本で銀 目標は全国で入賞
プリンス進学院そろばん教室上溝校に通う美濃部碧昌(あおま)さん(上溝小4年)が、4月20日に都内で初開催された「東日本珠算選手権大会」で2位に輝いた。東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬から200人ほどの代表選手が参加した同大会において、相模原市内からは唯一の入賞となった。
美濃部さんが出場したのは「小学3・4年生の部」。3〜5桁の数を7個足し引きする問題が読み上げられ、暗算で解答する「読上暗算」で60人中2位になった。大会に出場するのは今回が初めてだったが、全国レベルの選手もいる中、勝ち残り形式の競技で奮闘した。「入賞できると思っていなかったので嬉しかった」と喜びを語る。
「上手になりたい」
そろばんを始めたのは5歳の時。幼稚園で足し算を習い、数字に興味を持ったという。大会前は週に3回教室に通い、家でも朝の登校前の時間などにタブレットを用いて練習を重ねた。「賞をとりたい。上手になりたいという思いだった」と振り返る。
少年野球チーム「サンダースJBC」に所属し、土日は野球に精を出す。「優勝したい。上の代が掴んだ優勝を自分たちも」という言葉からは、何事にも真剣に取り組む姿勢がうかがえる。
現在は7月の「全国そろばんコンクール決勝大会」に向けて練習に励む。「入賞したい」