『キャプテン・アメリカ:BNW』は「オールドスクールなマーベル映画」、ハリソン・フォードも興奮「私も仲間に」
(MCU)最新作は、ファンが待ち望んだマーベル映画になる?新たなキャプテン・アメリカ、サム・ウィルソン役のアンソニー・マッキーが新映像で語っている。
元々は軍所属の一般兵士で超人的なパワーを持たないサムが、葛藤を抱きながらもキャプテン・アメリカの重圧を背負うことを決意。本作では、かつてない強大な敵へと立ち向かっていく。
映像では、受け継いだ盾を誇らしげにアピールするアンソニーが「撮影中は最高の気分だった。憧れのキャプテン・アメリカだ。あの盾を持つ日が来るとは感激だ」と、正義の象徴を演じることへの俳優としての喜びを語る。
そんなアンソニーが演じる新キャプテン・アメリカを、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは「堂々たるキャプテン・アメリカだ」と絶賛。映像でも映し出されているように、本作ではこれまでのキャプテン・アメリカ同様に盾を使った重厚感たっぷりの肉弾戦に加え、翼を広げ自由自在に空を駆ける、元ファルコンとして活躍していたサム・ウィルソンならではの臨場感あふれる空中アクションも展開される。
本作でサムに立ちはだかるのが、名優ハリソン・フォード演じるアメリカ大統領のサディアス・ロス。噴火のような咆哮をあげ、すべてを一捻りでなぎ倒す最強のパワーを持つレッドハルクへと変貌し、サムに襲い掛かる。
これまで数多くの名作で映画界を牽引してきたフォードがMCUに初参戦することについて、ファイギは「ロス大統領がハリソンなんて夢みたい」と喜びを告白。フォードの方は本作への参加について、「マーベル映画は現場が楽しそうでね。私も仲間に入ってみようかなと」と笑顔で軽やかに語る。
そんな姿とは裏腹に、映像では重い拳で相手を一撃させるシーンや、上から降りかかるガラスの破片を全身で浴びるシーンなど激しい撮影裏が映し出されると同時に、大統領としての威厳を感じさせる表情や怒りの感情など、圧倒的な演技力を魅せている。
そんなレジェンドの姿にアンソニーも「ハリソンはさすがの名俳優。この大作映画で役を作り上げる彼から多くを学んだ」と語る。本作については、「オールドスクールなマーベル映画への回帰」とアピール。最後には、「数々のサプライズがある」という言葉が放たれるが、果たして……。
本作では、ロス大統領が開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた日本を含む各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展していく。この混乱を食い止めようとするキャプテン・アメリカに、赤いハルクと化した大統領ロスが襲いかかる。だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった―。キャプテン・アメリカは“世界の暴走”を止めることができるのか。
各国の対立は混迷を極め、平岳大(「SHOGUN 将軍」)演じる日本の首相・尾崎の思惑も絡み合っていくが……。究極の空中戦で繰り広げるサスペンス・アクション超大作がまもなく、空高く飛翔する。
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『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は2025年2月14日、公開。