豆の魅力を最大限に引き出す「手登根珈琲」沖縄県産牛乳で厚みのある”塩キャラメルラテ”(与那原町)
「コーヒーがないと1日が始まらない」という方は多くいらっしゃると思いますが、私もそんな一人です。 とは言っても、自分だけのために自宅でコーヒーを淹れるのは正直面倒なので、ボタンひとつで豆挽きから抽出まで完了するコーヒーメーカーを購入しようか検討しているところなのですが、最近自宅近くに良いカフェを見つけたので「コーヒーメーカーは不要かもしれない」と思ったり…
そのカフェは、与那原町の親川公園(広場)の隣、創業100年以上の老舗洋菓子店「ボヌール」の向かいに2024年12月15日にオープンした「手登根珈琲(てとねこーひー)」です。
店主の嘉数 慶太(かかず けいた)さんは15年間サラリーマンとして働いた後に介護職に転職。その間、独学で珈琲豆の焙煎を学び、自家焙煎珈琲を気軽に味わえる手登根珈琲をオープンしました。
店名は、祖父母の出身地である南城市手登根(てどこん)から。
実は昔、お肉屋さんだったこの物件。梁(はり)やむき出しになっている電気配線、大きな冷凍庫(現在は倉庫として使用)など古き良き趣を残しつつ、半年ほどかけて改装。不自由なく快適に過ごせる空間に仕上げました。
ドリンクのメニューは「ブレンドコーヒー」や「ハーバルコールドブリュー(水出しコーヒー)」「カフェラテ」など。珈琲のお供に合う焼き菓子やケーキはありませんが、ボヌールで購入したスイーツのみ“持ち込みOK”なので、ボヌールに寄ってから手登根珈琲で過ごすのも良さそうですね。ちなみに嘉数さんのおすすめは「小倉シュー」です。
カウンターに5種類並ぶ豆の中から好みのものを選ぶことができるのが「シングルコーヒー」。その日の気分に合ったコーヒータイムが叶いそうですね。嘉数さん曰く「小倉シューと最も相性が良い豆は、中深煎りのコロンビアです」とのこと。
豆は日本を代表するスペシャルティコーヒーインポーターのWATARU(わたる)から仕入れたもので、フローラルでスパイシーな香りが特徴の「エチオピア」や、パイナップルのような香りが楽しめる「コロンビア」など、それぞれの豆の魅力を最大限に引き出すように嘉数さんが焙煎。まろやかで深みのある風味になるよう、焙煎後2日間エイジング(熟成)させています。
私がいただいたのは、アイスの「塩キャラメルラテ」。深いコクが味わえる玉城牧場の牛乳にエスプレッソと塩キャラメルソースを加えたもので、甘過ぎず、厚みのある味わい。キャラメルソースのまろやかで濃厚な風味が感じられます。
プラス50円でオーツミルクに変更することも可能です。
手登根珈琲では、毎週木曜日と金曜日に、油と塩、水にこだわったヴィーガンスパイスカレーを提供する「シホノカリー」のヴィーガンタコライスの受け取りができます。「大事な家族にも安心して食べさせられるものを」と、材料選びからこだわるSHIHOさんが手がけるタコライスは、お肉の代わりにひよこ豆やレンズ豆、チャナダールとスパイスを使用。ヘルシーと満足感の両方が叶う栄養満点のタコライス。 「味わってみたい」という方は、シホノカリーのインスタグラム(@shihonocurry)のDMで、受け取り前日の18時までに予約をしてみてください。
朝、手登根珈琲で脳を目覚めさせ、お昼ご飯はシホノカリーのタコライスでお腹を満たす。そんな、身体も心も喜ぶ1日を過ごしてみませんか?
手登根珈琲住所
〒901-1303 沖縄県島尻郡与那原町与那原553
営業時間
営業時間8時〜16時頃 定休日 日曜日 駐車場 なし クレジットカードの利用 可 電子マネーの利用 不可
定休日
日曜日
駐車場
なし
クレジットカードの利用
可
電子マネーの利用
不可
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