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赤目四十八滝の四季表す 花壇コンで念願の大賞 伊賀つばさ学園

伊賀タウン情報YOU

受賞した花壇の前に集まる生徒たち=名張市

 学校花壇の出来栄えを競う「フラワー・ブラボー・コンクール」で、三重県名張市美旗町南西原の特別支援学校伊賀つばさ学園が、県内の最高賞に当たる大賞に輝いた。昨年まで3年連続で入賞しており、地元の景勝地・赤目四十八滝の四季を表現した力作で念願の受賞となった。

 同校中学部では「地域に笑顔を咲かせようプロジェクト」と題して地域貢献活動に取り組んでおり、花壇作りもその一環。参加2年目の2022年には優秀賞(日本植物園協会賞)、23年は優秀賞(東海ラジオ賞)、昨年は最優秀賞に次ぐ特別賞(国土交通大臣賞)を獲得していた。

校外花壇

 今年は生徒9人が教職員の協力を得ながら、春の桜をニチニチソウ、渓流と滝、氷瀑を水色のサルビア、紅葉をマリーゴールドと赤のサルビア、岩を丈の高いメランポジウムで表現。設計を担当した2年の南部龍さんは「滝の形にするのが難しかったが、奇麗に出来上がった。紅葉の部分が一番好き」と語る。

 生徒たちは学校東側の道路沿いに並ぶ校外花壇の世話にも汗を流しており、植え付けなどを担当した3年の渡邊柚葉さん、2年の福井貫太さん、1年の山﨑結菜さんは「昨年よりうまくできた。皆で世話をしてきた花が奇麗に咲いて良かった」と話した。

 同コンクールは中部地方の7県1市や県教委などでつくる実行委員会が、参加校に約1万粒の種を無償で提供し、夏休み明けごろに配色や調和、植栽量、生育状況などを実際に確認して審査する。今年は伊賀地域では他に、伊賀市の大山田中が文部科学大臣賞、島ヶ原中が日本植物園協会賞、名張市の箕曲小が三重テレビ賞を受賞した。

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