二輪運転で危険が増す「悪天候」。そんな時の走行方法を確認!【最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集】
悪天候の運転
雨の日に運転するとき
車間距離は長く
路面が滑りやすくなるので、晴れの日よりも速度を落とし、車間距離を長くとる。また、急ハンドルや急ブレーキを避け、ブレーキは数回に分けて使用する。
悪路を走るとき
路肩に寄りすぎない
速度を落とし、ハンドルを取られないように注意する。また、地盤がゆるんで崩れることがあるので、路肩に寄りすぎないように走行する。
霧の中を走るとき
前照灯は下向き
前照灯を下向きにつけ、中央線や前車の尾灯を目安にして走行する。必要に応じて警音器を使用する。
雪道を走るとき
わだちを走行
滑りやすく危険なので、なるべく運転しない。やむを得ず運転するときは、わだち(タイヤの通った跡)を走行する。
用語・補足解説
● 路肩
道路の保護などを目的に設けられた、道路の端(路端)から0.5メートルの部分。
● 霧の中で前照灯を上向きにすると
光が乱反射して、かえって見えづらくなる。
● わだちを走る理由
タイヤが通った跡を走ると、脱輪防止になる。
間違いやすいのはココ!
霧の中の前照灯
✕上向きにする
◯下向きにする
出典:『最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集』長 信一 著