海源寺で「花供養」 海老名市華道協会
海老名市華道協会(飯島綾香会長)は、釈迦の生誕を祝う「花まつり」に合わせ、4月8日に海老名市中新田の海源寺で「花供養」を行った。
この行事は、市内の華道団体の会員が、日々の活動の中で用いた花きの命を弔おうと始めた。毎年同日に行っており、今年で48回目。
当日は、華道協会会員や地域住民約50人が参加。各参加者は数輪ずつ花を持ち寄り、同寺の竹本明生住職による読経に合わせて花瓶に生け、手を合わせた。
会場では、華道の流派「草月流」部会長の今西文翠さんによる代表献花も実施。大作を生け、花々を供養した。
今西さんは「お稽古をするためにはお花が必要。お花への感謝の思いを込めて生けた。今日の思いを忘れずに、精進していきたい」と抱負を語った。
飯島会長は「多くの方にお越しいただき、とてもありがたい。この行事をきっかけに、お花に親しみを持ってもらえたら嬉しい」と話した。