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【西武】渡辺久信GM兼監督代行インタビュー ここまで指揮を執った6試合で感じたチームの課題とは?

文化放送

6月4日放送のライオンズナイターでは、明治神宮球場で行われた交流戦、ヤクルトー西武1回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの渡辺久信GM兼監督代行にインタビューした模様を放送した。ここまで6試合戦って感じたことを訊いた。

――今日1軍に昇格する4人の選手は?
渡辺「ピッチャーで(ジェフリー)ヤンと上田(大河)ですね。野手で栗山(巧)と長谷川(信哉)の4人です」

――ヤンは左の中継ぎで佐藤隼輔の代わりだと思いますが、上田にはどこを任す?
渡辺「上田も中継ぎです」

――長谷川が2軍ですごく打っていましたね?
渡辺「いつものことです(笑)。いつも2軍ではいい状態なのですが、1軍でしっかり結果を出さないとレギュラーにもなっていけないと思います。彼は何回かそれを繰り返していて、チャンスは結構与えられているのですが、なかなかチャンスをものにできてないところが少しモヤモヤするなと思います」

――栗山巧は、ほぼ1ヶ月半ぶりの昇格ということになりましたが、どのような報告を受けている?
渡辺「ファームの方で遠征にもついていって、しっかり野球をやってくれているということでした。栗山に関しては代打の切り札です」

――(ファームで)5試合ほどレフトを守っていましたが、1軍のゲームで守る機会はありますか?
渡辺「どうでしょう……わかりません」

――セ・パ交流戦のスタートから指揮を執って、6試合で3勝3敗です。中日、巨人と2カードを戦って感じたことは?
渡辺「カードの頭が取れていないというところが一つです。頭を取っていい流れを2戦目、3戦目に持っていきたいのですが、そういう形になってないというところで、今日の1戦目はすごく大事です。試合の中でも、序盤にどうしても仕掛けが遅い部分があるというか、なかなか得点ができていないので、すごく重い雰囲気で試合が進んでしまっています。早めに得点をしてベンチが盛り上がることで、いい流れで試合を運ぶことができるので、うちの有利な展開を作りたいなと思っています」

――「初回からマックスへ持っていけるようにしたい」と一昨日(6月2日、西武―巨人3回戦)の試合後に言っていましたが、どうしたらそうなるのでしょうか?
渡辺「相手の先発ピッチャーに対していろいろなミーティングもしながら対策は練っているのですが、実際あまり対戦のないピッチャーというところで、ボールの軌道であったり変化球のキレであったり、いろいろな部分でマッチしない部分があると思います。ただそれはお互い様で、チャンスができればいろいろな作戦も使えますし、何とか序盤にフォアボールでもデッドボールでもヒットが一番いいですけど、何でもいいから塁に出るというところは大切かなと思います」

――そういう意味でのしつこさ、粘り強さでいえば、この前まで2番を打っていた滝澤夏央が表現できていましたね?
渡辺「そうですね。素晴らしいですね。彼は若いのですが、野球を知っているので、今日はリードオフマンですね」

※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー

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