「涙が止まらず、衣装を脱ぎたくなかった」 ─ 「キャシアン・アンドー」シーズン2、撮影最終日は全員が揃って号泣
「スター・ウォーズ」のドラマシリーズ「キャシアン・アンドー」シーズン2のクランクアップ時には、主演のディエゴ・ルナや製作総指揮・脚本家のトニー・ギルロイらがセットに集まり、全員が号泣したという。その感動的な瞬間を、ビックス役のアドリア・アルホナが米に明かしている。
「キャシアン・アンドー」シーズン2は、2025年5月14日に配信された第12話をもって完結を迎えた。アルホナは自身の撮影最終日について、第12話で「サイロで働きながら、帝国艦隊が迫ってくるのを見上げる場面だった」と振り返り、「撮影が終わるなんて信じられなかった」と心境を語っている。
テレビシリーズの撮影では、キャストごとに異なるタイミングでクランクアップを迎えることが一般的だ。しかし「キャシアン・アンドー」シーズン2でアルホナは、ルナをはじめとする関係者全員と一緒に最終日を迎えることができたという。その特別な体験を、こう語っている。
「その日、トニー(・ギルロイ)が現場にいました。ディエゴと私は別のサウンドステージにいたのですが、まったく同じ日に、同じタイミングでクランプアップを迎えたんです。特別な瞬間でした。この作品を一緒に始めた人と、一緒に終えられたのですから。全話に出演したディエゴにとっては、もっと大きな意味があったはずです。」
クランプアップ当日の様子を、アルホナは「みんなが泣いて、ハグし合っていた」と振り返る。「トニーがその場にいてくれたのは最高でした。時には、共演者が別の撮影をしていたり、休みだったりすることもありますが、今回は全員がそろって、一緒に終えることができたんです。私の最終日が、『キャシアン・アンドー』シーズン2全体の最後の撮影日でもありました。本当に特別なことです」。
感動のクランクアップを終えた後も、アルホナは上手く気持ちの切り替えができなかった模様。「涙が止まらなかったし、衣装を脱ぎたくありませんでした。私にとって本当に大切なキャラクターだったので、もう演じられないと思うと胸が痛みましたね。でも、ようやく皆さんに見てもらえるというワクワク感はありました」と語った。
「キャシアン・アンドー」シーズン1&2はで配信中。
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