間借りイタリアンに続いて間借りフレンチを開始!八王子城跡近く『bistro369(ビストロ ミルク)』
みなみ野での間借り営業が大人気のイタリア料理店『N Porta Felice』。切り盛りする渚さんと阿部シェフのふたりが、12月中旬から『bistro369(ビストロ ミルク)』という間借りフレンチを始めたことをご存知でしょうか!?
八王子城跡近くで間借り営業
場所は八王子城跡近くにあるレンタルスペース『こもれびカフェかげやしき』。この場所を選んだ理由として、「みなみ野まで行くのは遠い」という八王子の北西部に住んでいる方にも楽しんでもらいたいという思いからだそう。間借り場所を探していたところ、こんなに素敵な古民家に出会ったようです。
所在地:東京都八王子市元八王子町3-2660-2
木材と白い壁紙で構成された落ち着ける店内。南側の窓から森が見え、季節により紅葉が綺麗だそう。時々、野鳥や猿がやってくることも。
毎回1組最大4名、3組限定で予約を承っています。次の営業予定は3/8(土)、3/9(日)とのことです。
5皿3,800円と破格のコース
いただけるメニューは『本日のコース』(3,800円)のみとなっています。前菜2皿、メイン料理2皿、デザート、ドリンクがついてこの値段は、一般的な他のお店と比べて非常に安い。破格の『N Porta Felice』に続いて、『bistro369』も破格でやっていました。
前菜1皿目『サーモンのタタール』
まずは1皿目の前菜『サーモンのタタール』。アボカド、グリークヨーグルト、サーモンのタルタル、苺と野菜のラビゴットソース……それぞれ円形で層になった美しい1皿です。
前菜2皿目『バロティーヌと野菜のグレック』
2皿目の前菜は『バロティーヌと野菜のグレック』。鶏肉を筒状に丸めた料理『バロティーヌ』と赤かぶ、里芋、菜花、紫人参など八王子産の野菜を使った1皿です。手前に添えられたソースは黒にんにく、豆乳を使ったアンチョビソース。
メイン料理1皿目『タラのムニエル 〜はれひめのブールブラン〜』
メインの1皿目は魚料理『タラのムニエル 〜はれひめのブールブラン〜』。分厚いタラをふっくらとムニエルさせた上に海老が乗ったちょっと贅沢な1皿。ソースはバターを基調としたブールブランソースに『はれひめ』という柑橘を使っており、爽やかな口あたりとなっています。
高加水フォッカッチャ
たらのムニエルと一緒に供された、もちもちふわふわ食感の『高加水フォカッチャ』。たくさん食べたい人は1切れ150円でおかわりできます。
メイン料理2皿目『国産豚のポール・ブルギニヨン』
メイン2皿目は肉料理『国産豚のポール・ブルギニヨン』。厚く切られた豚の赤ワイン煮がでーんと乗ったボリューミーな1皿です。お皿の縁にりんごの赤ワインコンポートで作ったソースとマスタードが添えられているので、適宜つけていただきます。異なる部位による肉質の違いも感じられて、すごく手の込んだお料理だと感じました。
デザート『苺のヴァシュラン』
食後のデザートには『苺のヴァシュラン』。苺やメレンゲ菓子、生クリームなどで立体的に構成された1皿です。
八王子野菜をふんだんに使用
「農家さんとやりとりすることが多く、食品ロスを減らすことに貢献したい」という思いから、料理に野菜を多く取り入れている阿部シェフ。使われている野菜はすべて八王子産です。またボリューミーな『N Porta Felice』を知っているお客さんをがっかりさせないために、『bistro369』もボリューミーにしているとのこと。フランス料理というと、お皿に料理がちょこんと乗っているのを想像する人が多いと思いますが、こちらのお料理はすべてしっかりした量が乗っています。もちろん量を減らすこともできるとのことなので、あまりたくさん食べられないけど行ってみたいという方にもオススメです。
次の営業予定は3/8(土)、3/9(日)とのことです。行ってみたい方はInstagramの公式アカウントをフォローして、随時情報をキャッチしてみてください。