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ホンダワールド全開!HondaGO BIKE MEETINGレポート

MOTOINFO

“1人で来ても、みんなで来ても楽しめる!”を合言葉に、2023年からスタートした「HondaGO BIKE MEETING」。第3回となる今年は10月18日(土)に鈴鹿サーキットで開催されました。「バイクの聖地」として広く認識される鈴鹿サーキットのレーシングコースを愛車や試乗車で走れる貴重なチャンスに、多くのライダーが集結しました。


メイン会場では、トライアルのデモンストレーションや豪華ゲストによるトークショー、アーティストライブなど、多彩なプログラムが展開されました。ホンダファンなら誰もが笑顔になれる、熱気あふれる1日の模様をお届けします。

HondaGO BIKE MEETINGレポート

愛車でレーシングコースを走る夢の実現

2023年の初開催以来となる鈴鹿サーキットでの「HondaGO BIKE MEETING」。当日は、ゲートオープン前から雨が降ったり止んだりするあいにくの天候でしたが、約2,200人もの来場者で賑わいました。モビリティリゾートもてぎ(栃木県茂木町)で開催された前回の約2倍の動員となり、会場は違いますがホンダのファン感謝イベントとして認知されてきたという印象を受けました。


メインコンテンツは、鈴鹿8耐やF1日本グランプリの舞台となる国際レーシングコースを走行できる「サーキットツーリング」と「サーキット試乗会」です。「サーキットツーリング」は、自身の愛車で参加できる人気のコンテンツで、参加車両のメーカーや排気量は不問。タンデムでの参加も可能です。

126cc以上の車両であれば、1周5.8kmのレーシングコースを約2周、125cc以下の車両であれば約1周を、先導車付きで走行できる「サーキットツーリング」
「サーキットツーリング」スタート直前の様子。1回で最大230台が参加できる枠が計25回も設けられ、2回以上参加するライダーも多く見られました
国際レースの舞台である鈴鹿のレーシングコースを愛車で走ることができるのは貴重な経験です
バイクの運転に適した服装であれば、タンデムでの参加も可能

話題の最新モデルをコースで体験できるサーキット試乗会

「サーキット試乗会」は、ホンダの最新モデルをサーキットで体感できるコンテンツです。ラインアップには、発売直前の大型ロードスポーツモデル「CB1000F」も含まれており、購入を検討している方にとってはまたとない機会となりました。

「サーキット試乗会」に用意された最新モデル群。話題のCB1000Fも並んでいました
CB1000Fに試乗した参加者からは「軽くて扱いやすく、足つき性もいいですね!」といった感想が聞かれました

CB1000Fおよび原付二種モデルによる“ミニ試乗会”も開催

全日本ロードレース選手権の現役ライダーが先導を務めた「ミニ試乗会」

メイン会場の隣にある「交通教育センター」では、「ミニ試乗会」が開催されました。会場には、有料会員サービス「HondaGO PLUS」会員限定のCB1000Fの試乗車に加え、原付二種の「PCX」や「GROM」「CUV e:」など9車種が用意されました。CB1000Fは事前予約不要で、待ち時間も少なく試乗できるとあって、大変好評でした。

パイロンスラロームや小さなカーブが設けられたコースで、CB1000Fの走行性能を体感できました

話題の原付二種モデルに試乗できる「ミニ試乗会」では、「クロスカブ110の自動遠心クラッチの操作が初めてで、公道を走る前に経験できて良かった」「電動スクーターに乗ってみたかった」といった声が聞かれ、参加した方々に好評なコンテンツとなりました。

CB1000Fの純正アクセサリー装着車やカスタム車を展示

最新モデルが並んだ「車両展示」エリア
人気が高かったCB1000Fと「CB1000F SE」。跨っての写真撮影もできました

試乗車や展示車両など、すべて合わせると88台もの車両が揃った「HondaGO BIKE MEETING」。なかでも大きな賑わいを見せていたのが、話題のCB1000Fの展示エリアで、ここでは純正アクセサリーを装着した車両が初公開されました。

リアキャリアやトップボックス、サドルバッグ&サポート、メインスタンド、エンジンガードなどの純正アクセサリーを装着したCB1000F SEを初展示

このほか、名だたるバイクパーツメーカーによるCB1000Fのカスタマイズ車両も展示され、来場者の熱い視線を集めていました。

TSR(左上)、モリワキエンジニアリング(右上)、アクティブ(左下)、プロト(右下)らバイクパーツメーカーによってカスタムされたCB1000F

バイク一色のステージイベント

イベントの中心地「GPスクエア」に設けられた特設ステージでは、「Honda Dream FES」と題したライブやトークショーが開催されました。


オープニングを飾ったのは、名古屋で活動しているメンズユニット「iPASS(アイパス)」と、地下アイドルグループ「仮面女子」の2組です。スタートからライブ会場さながらの盛り上がりを見せました。

メンズアイドルグループ「iPASS」。メンバーの一人がホンダ「CB50」に乗っていたというエピソードも披露してくれました
インディーズ女性アイドルで初のオリコン1位を獲得した、仮面を被った舞闘派アイドル「仮面女子」。圧巻のパフォーマンスで会場を魅了しました

続いてのトークショーでは、芸能界きってのMotoGPファンとして知られるお笑いコンビ「チュートリアル」の福田 充徳さん、女優の高島 礼子さん、タレントの三船 美佳さんら、バイクを愛する著名人が登壇。バイクに乗るようになったきっかけや、来場したライダーへの想いなどを語りました。

バイクを愛する著名人によるトークショー

MotoGP地上波放送にレギュラー出演している福田 充徳さん(左)。女優の高島 礼子さん(中央)は10代の頃に原付免許を取得したことがバイクとの出会いだったそうです。16歳のときに普通二輪免許を取得したタレントの三船 美佳さん(右)は、ホンダ「スティード400」を購入。「子育てが落ち着いたらリターンしたい」(三船さん)と語ってくれました。

圧巻のテクニックを魅せるトライアルショー

「トライアルショー」では、全日本トライアル選手権に参戦している現役トライアルライダーの武田 呼人(たけだ よひと)選手が数々のテクニックを披露。トップクラスの技術に、会場からは何度も歓声が上がりました。

ホンダワールド広がるイベント会場

熱心に展示ブースを眺める来場者

最新ラインアップから往年の名車まで、ファンを唸らせる車両群。ホンダのバイクに関するパーツやライディングギア、さまざまなバイクが並ぶ駐車場、順番待ちで賑わう撮影ブースなど、ホンダの世界を満喫できる催しとなっていました。

ホンダのライディングギアおよびグッズの展示販売ブース。この日だけのセールプライスは魅力的!
気になるパーツを取り付けたデモバイクの注目度は非常に高く、タイヤメーカー担当者に熱心に質問する姿も見られました
ステージでは、豪華景品をかけたじゃんけん大会が開催されました
パドック側に設けられた広大な二輪専用駐車エリア。不安定な天候にもかかわらず、多くのライダーが愛車で来場していました
記念フォトコーナーには、イベント終了時間まで長い列ができていました

鈴鹿に駆けつけたホンダファンの声

岡田 弘司さん(61歳 / 大阪府 / ホンダ「フォルツァ」)

「2023年の初開催以来、2回目の参加です。前回と同様、タンデムでのサーキットツーリングを楽しませてもらいました。今年2月に『フュージョン』から最新のフォルツァに乗り換えたのですが、エンジンはパワフルで、ブレーキング性能も高く、さらに足つきも良いと、大満足の一台です。普段は主に通勤で利用していて、ツーリングも楽しんでいます。来年も鈴鹿開催だったら絶対に参加します!」

坂田 勇さん(69歳 / 千葉県 / ホンダ「CB650R」)

「62歳でリターンライダーとなり、昨年10月に『NC750X』からCB650Rに乗り換えました。NC750Xは燃費も良くて何の不満もありませんでしたが、一度は直4(直列4気筒エンジン)に乗りたかったのです。


モビリティリゾートもてぎで開催された昨年の『HondaGO BIKE MEETING』にも参加し、今年の鈴鹿開催を知って『いつかは鈴鹿を走ってみたい』という想いから、丸一日かけて千葉からやってきました。テレビゲームで経験した鈴鹿サーキットの景色とまったく同じで、ここまで足を運んだ甲斐がありました。来年70歳ですが、また参加したいですね」

主催者「乗り続けたいと思うキッカケになるイベントに」

株式会社ホンダモーターサイクルジャパン 営業部 営業企画課
横谷 愛莉氏

「現在、HondaGOでは『BIKE RENTAL』や『BIKE LESSON』、『ツアー』など、多彩なサービスを展開しています。そのなかで、お客様がご自身の愛車で参加できるイベントがこの『HondaGO BIKE MEETING』です。前身となるのは、全日本ロードレース選手権や全日本モトクロス選手権の休憩時間に併催していた体験型イベント『HondaGO CLUB』で、この取り組みをさらに発展させ、イベントとして独立しました。


初開催は2023年5月、会場はここ鈴鹿サーキットでした。来場者の約9割がメインコンテンツである『サーキットツーリング』を楽しまれていたのを受け、今回は鈴鹿サーキットと協議のうえ、走行枠を約1.5倍に拡大しました。1回あたり最大230台、9:00から16:00までの時間内に25枠設けたのです。最後の『パレードラン』まで含めると、来場者には大いに満足していただけたのではないかと思います。


もうひとつの目玉である『サーキット試乗会』も、1枠40台で14枠を用意しました。気になるモデルがあっても、レンタルバイクでは少しハードルが高いと感じる方も多いため、この『サーキット試乗会』で体感してもらいたいからです。安全かつスムーズに運営できる範囲で、可能な限り枠数を増やしました。


私たちには『“バイクに乗り続けたい”という気持ちを後押しできるイベントにしよう』という共通の想いがあります。今後も内容をさらに磨き上げ、より多くの方に楽しんでいただけるよう努めていきます。来年の開催場所や時期は未定ですが、来春のモーターサイクルショーで発表できるよう準備を進めていますので、どうぞご期待ください」

来年以降も開催が楽しみなファンミーティング

普段のライディングギアで国際レーシングコースを走れるなど、ホンダだからこそ実現できる魅力的なコンテンツが満載の「HondaGO BIKE MEETING」。満足感あふれる来場者の表情が印象的でした。他メーカーのバイクに乗っていても入場できる懐の深さも魅力で、全国のライダーに「サーキットを走る」という新たな楽しみを教えてくれたイベントだと言えるでしょう。主催者の手応えに比例して来場者数も増えており、来年の「HondaGO BIKE MEETING」にも期待が高まります。


お問い合わせ先:HondaGO BIKE MEETING

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