しらとり台 二酸化炭素を半減へ 地区事業がスタート
青葉区しらとり台でこのほど、「青葉区太陽光発電設置加速化実証事業」が始動した。
横浜市の公募に応じ、横浜市地球温暖化対策推進協議会が実施するもの。2027年2月までに家庭における二酸化炭素排出量削減50%(13年度比)を目標とし、慶應義塾大学と連携して太陽光発電設置可能スペースを始めとする地域の可能性を調査。ワークショップや自治会、管理組合等への働きかけを通じて、太陽光発電設置の加速化と脱炭素推進を目指す。
同協議会は、持続可能な低炭素都市と環境未来都市の実現に向けて、市民や企業に対し、様々な啓発活動に取り組んでいる。同協議会の佐藤一子副会長は「しらとり台はLED電球の街路灯設置やアルミ缶回収など、早期から脱炭素に熱心な地域。自治会や住民、企業の力を借り、ゆくゆくは施策を青葉区や市につなげられるよう進めていきたい」と話していた。
事業の先駆けとして、同協議会は独立型太陽光発電のモニターを募集中。自宅のベランダや庭で、無料で太陽光発電を始められる。問合せは【携帯電話】090・1206・6370(佐藤副会長)へ。