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【テーマは十日町・津南】ホテルオークラ新潟のシリーズイベント「新潟を食べよう」発表試食会

にいがた経済新聞

メインのローストビーフは切りたてを提供。

ホテルオークラ新潟

株式会社ホテルオークラ新潟(新潟市中央区)は、26日新潟県内各地の名産品を紹介するシリーズイベント「新潟を食べよう」に先立ち発表試食会を開催した。

同ホテルではこれまで、佐渡を皮切りに、新発田、柏崎、村上地域の食材や特産品を使用したメニューを考案し、紹介してきた。

第5弾となる今回は「十日町・津南フェア」。地元への誘客にもつながるよう観光振興もテーマとしている。

フェア期間中、和食「や彦」ではランチタイムに「妻有ポーク塩豚丼」、ランチ・ディナータイムに「十日町・津南会席」を提供。十日町・津南にある4蔵(松乃井酒造造、魚沼酒造、苗場酒造、津南醸造)の地酒を用意し、飲み比べもすることができる。また、料理と合わせたおすすめのペアリングも中川料理長自らが提案した。

会席料理の「妻有ポークの冷しゃぶ」には松乃井酒造のオンナの辛口。肉の旨みを膨らませ、口の中をスッキリさせてくれる。

中国料理「桃花林」ではランチ・ディナータイムに「十日町・津南コース」を提供。地酒で蒸した新潟地鶏の冷菜や、保養牛乳を使用したスープ、牛アキレス腱と十日町野菜の煮物など、中でも珍しい食材やバラエティーにとんだメニューを楽しむことができる。桃花林でも日本酒を注文することができるので、中国料理と日本酒のマリアージュも楽しんでほしい。

「ふかひれとかに肉入り保養牛乳のスープ」濃厚でコクのある牛乳とスープの酸味が調和。

「フルーツトマトのコンポート」特産品カルビタトマトを、あんず酒を使用したシロップに3日間漬け込んだ。

バー「エジンバラ」では、津南産のスイートコーンと十日町産トマトを使用した2種類のカクテルを用意。コーンはバーボンウィスキーをベースに、ホワイトカカオリキュールと生クリームが入った、甘いデザートのようなカクテル。トマトはテキーラベースで、タバスコとスノースタイルにしたブラックペッパーでスパイシーさを加えたフレッシュで爽やかなカクテルとなっており、どちらも食後にピッタリの一杯だ。

そしてスカイバンケット「スターライト」では、8月31日に「1日限りの特別なディナー(予約制)」を開催。厳選した食材のうま味を最大限に引き出した、シェフの技を堪能できる贅沢なメニューとなっている。

メインのローストビーフは切りたてを提供。

大きいものは2時間かけて火を入れる。

「十日町で育ったにいがた和牛サーロインステーキのローストビーフ~カービングサービス~しょうゆの実のソースと西洋わさび風味のソースの味わい」
脂身が溶ける温度が一般的な豚肉より低いため蕩けるような口当たり!しょうゆの実とわさびの爽やかさが肉の甘みをさらに引き立てる。

デザート「十日町産かぼちゃとカルピタトマトのガトールーレ」かぼちゃの甘いクリームとかぼちゃを練り込んだ生地に少し酸味のあるトマトのコンポートがアクセント。地元で採れたブルーベリーのアイスとも相性がよい。

代表取締役社長・総支配人の田口昌男氏は「我々のポイントはもちろんホテルビジネスではありますが、新潟県の食材を旅行者の皆さまに美味しく楽しく紹介できるならば、県にも恩返しができる。その使命もある」と語る。

関口芳史十日町市長は、現在開催中の大地の芸術祭に絡め「ホテルオークラに泊まられたお客様が越後妻有の方にお越し頂くという理想的な流れができたら大変嬉しく思います」と期待を膨らませる。

関口芳史十日町市長

桑原悠津南町町長は「雪下にんじんやスイートコーンなどの食材が、どのように素敵に、素晴らしく料理されるのか、楽しみに試食をさせて頂きたい」と地元食材活用への感謝を表した。

桑原悠津南町町長

ホテルオークラは今後も各地域のフェアを行う方向で、次回は11月1日から「燕三条・長岡フェア」を予定している。

新潟を食べよう「十日町・津南フェア」の開催日は8月1日から31日。会場は和食「や彦」(3階)、中国料理「桃花林」(3階)、バー「エジンバラ」(3階)

https://www.okura-niigata.co.jp/

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