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相模原SSC(スピードスケートクラブ) 小中学生が全国で躍動 年間覇者2人、日本代表1人

タウンニュース

左から古川さん、境田さん、佐藤さん

「相模原スピードスケートクラブ(池英徳監督)」の古川碧さん(鶴の台小5年)と佐藤圭悟さん(谷口小6年)が、3月22・23日に神戸市内で開かれた「全日本ノービスカップショートトラックスピードスケート競技会第2戦」に出場し、それぞれ年間チャンピオンに輝いた。男子ノービスAに出場した境田稜さん(東海大学付属相模高・中等部2年)も日本代表入りを決め、ショートトラックの強豪として相模原の名を全国に轟かせた。

同大会は小中学生の選手にとって国内最高峰の舞台。昨年11月に銀河アリーナで行われた第1戦と今回の第2戦の結果により、国内ランキングと年代別の日本代表選手が決まる。相模原SSCからは15人が出場した。

女子ノービスBに出場した古川さんは、500mで大会新記録を出すなど全種目で1位となり、総合優勝で年間チャンピオンに輝いた。「2年前以来の年間チャンピオン。フィジカルトレーナーの宿題をちゃんとやり続けて、友達と楽しく喋っていても練習では切り替えてやってきたことが結果につながった」と振り返る。男子ノービスBに出場した佐藤さんも総合準優勝で年間チャンピオンの座を勝ち取った。「受験の時期は練習に参加できなかったし、調子はそんなに良くなかったけど、チャンピオンになれて嬉しい」と笑顔を見せた。

男子ノービスAに出場した境田さんは日本代表(アジアントロフィー、ジュニアC部門)に内定。「去年あと一歩のところで補欠になり悔しい思いをしたので、1年間大学生に粘り強くついていって練習してきた。第1戦は良かったが第2戦はあまり良くなかったので、次は良い結果を残したい」と更なる飛躍を誓った。

男子ノービスAに出場した津堅光祐さん(由野台中3年/総合3位)、男子ノービスBに出場した芝崎辰巳さん(夢の丘小6年/総合4位、年間準優勝)らも好成績を残した。

練習拠点「残して」

相模原SSCは1979年に結成された伝統のあるクラブ。これまでに4人のオリンピック選手を輩出してきた強豪で、相模原のアイススケート文化をけん引してきた。現在は小学校1年生から30代後半までの選手40人ほどが所属している。

ただ、拠点としている銀河アリーナは現在、開設から30年以上が経過。運営費用に加え、老朽化によって施設維持に多額の改修費用を要することから、市は27年3月末に閉鎖するとしている。市民や団体から存続や新しい練習拠点の整備を求める声が上がる中、市は民間スケート場の設置・運営の可能性を検討している。境田さんは「僕らだけでなく後輩たちもがんばっている。なくなったら悲しいし、なくなるなら新しいところができてほしい」と話す。

*学年は当時のもの。

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