【鎌倉 ショップレポ】Romi-Unie Confiture(ロミ・ユニ コンフィチュール)- 女性客に絶大な人気を誇る、鎌倉土産の新定番「ロミユニ」の手作りジャム&焼き菓子
鎌倉駅東口から歩いて5分ほど。鶴岡八幡宮へ向かう段葛(だんかずら)の入り口、二の鳥居の近くにある「Romi-Unie Confiture(ロミ・ユニ コンフィチュール)」をご存じでしょうか。
ここは、手作りジャムと焼き菓子の専門店で、特に女性客から大人気のお店です。筆者も何度も伺っていますが、どの時間帯に訪れてもお客さんで賑わっていて、可愛らしい店内に入るだけでワクワクした気持ちになります。
今回はその魅力に探るべく、お店にお邪魔してきました。店内の様子や商品をたっぷりお届けします!
これまでの歩み
菓子研究家・いがらしろみさんは、幼い頃からお菓子作りが大好きで、高校時代には洋菓子研究家の料理教室に通うほど熱心に学んでいたそうです。
その後、フランスへ留学し、本場の菓子文化に触れながら腕を磨きます。帰国後は小さなマルシェなどで活動を始め、2004年には鎌倉にジャム専門店をオープン。さらに2008年には東京・学芸大学にジャムと焼き菓子の専門店を開きました。
現在のお店は、2015年に鎌倉で移転オープンしたもの。ジャムと焼き菓子の両方が楽しめる店舗として、地元の方から観光客まで幅広い層に愛されています。
ロミさんの活躍はそれだけにとどまらず、他店の商品プロデュース、自治体の地域おこし企画、ジャム教室やイベントの開催など、国内外へと活動の場を広げ続けています。
そんなロミさんが手がけるジャムや焼き菓子を求めて、全国からファンが訪れるほどの人気店です。
購入できる場所は基本的に鎌倉店とオンラインショップですが、「パンとエスプレッソと」など一部の店舗でもジャムを取り扱うようになり、今後さらに多くの人が手に取りやすくなりそうです。
とにかく可愛い!店内に並ぶ、ジャムと焼き菓子
店内に一歩入ると、白を基調とした棚にジャムや焼き菓子がずらりと並び、その可愛らしさに思わず胸が高鳴ります。
ジャム
ジャムは 定番約12種類に加え、季節限定が10種類ほど。常時20種類前後が店頭に並ぶそう。店内奥でひとつひとつ丁寧に作っている様子をガラス越しに少しだけ見ることができました。
毎月フェアを開催していて、今回取材した11月中旬は「りんご」を使ったジャムが豊富に並んでいました。季節ごとにラインナップが変わるので、いつ訪れても新しい出会いがありますね。
産地や品種を丁寧に選び、それぞれに合ったレシピで作り分けるというこだわりぶりはさすが。ロミさん自身が産地へ足を運び、厳選しているそうで、その徹底ぶりが多くのファンを惹きつけているのだと感じました。
フルーツたっぷりのジャムは、パンやヨーグルトはもちろん、キャラメル系はバニラアイスに、イチジク系はチーズと合わせても相性抜群だそう。
キャラメルフレーバーの試食もありました!
焼き菓子
筆者も手土産や贈り物として何度も購入しているロミユニの焼き菓子。お家の型の可愛いパッケージは、贈り主だけでなく、もらった人も思わず笑顔になるほどのキュートさ!
サイズが小さめなものはちょっとしたギフトに。たくさん入ったものは、熨斗を付けて贈答品としても、幅広く利用できます。また、自分でセレクトした商品を箱に詰めてもらうこともできるのも嬉しいですね。
箱やパッケージの文字は、ロミさんの手書きデザインのものも多く、デジタル全盛の時代にあえて手描きの温かみが感じられるのも魅力のひとつ。
また、店内にはスタッフが手作りしているポップなどに加え、アーティストとコラボしたパッケージも並んでおり、商品だけでなく、見た目でもワクワクさせてくれます。取材時にはクリスマス向けの商品もずらりと並んでいました。
焼き菓子は、フランスと縁の深いロミさんらしく、 フランスの伝統菓子・郷土菓子がベース。ひとつひとつにストーリーを感じる味わいです。
鎌倉限定商品はこちら!
「KAMAKURA Sable(カマクラ・サブレ)」と「Caramel KAMAKURA(キャラメル・カマクラ)」は、オンライン販売をしていない“鎌倉店限定”の商品。ここを訪れた人だけが買える特別なアイテムです。
KAMAKURA Sable(カマクラ・サブレ)
2枚入りのサブレで、表面には「KAMAKURA」の刻印入り。シンプルながらも存在感があり、鎌倉らしさをさりげなく感じられる一品です。
Caramel KAMAKURA(キャラメル・カマクラ)
ジャムの中でも一番定番で人気の高いキャラメル・カマクラ。キャラメルに発酵バターとヘーゼルナッツをしっかり混ぜ込み、鎌倉の“海と山”を表現した味わいが特徴です。
こちらのパッケージには、なんと大仏のスタンプが押されており、細部までこだわりが光ります。鎌倉でしか手に入らない限定サブレとジャムの組み合わせは、鎌倉土産にもぴったり。特別感があるので、贈り物にも喜ばれますよ。
鎌倉の名店とのコラボ商品も充実!
店内には、鎌倉らしさあふれるコラボ商品も豊富に並んでいます。有名店とのコラボとは、期待が膨らみます!
まず目を引いたのが、鎌倉のジェラート専門店「GELATERIA SANTi(ジェラテリア サンティ)」とのコラボアイス。このコラボは最近スタートしたばかりとのことで、ロミユニならではのジャムのおいしさをアイスでも楽しめるのが魅力です。
さらに、コーヒー豆とドリップバッグは鎌倉の名店「café vivement dimanche(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ)」とのオリジナルブレンド。香り豊かなコーヒーは焼き菓子との相性も抜群です。
紅茶も、焼き菓子がよりおいしくなるよう各社と共同でブレンドしたオリジナル商品が揃っており、どれも自宅カフェを楽しむのにぴったり。
お気に入りの焼き菓子に、コラボのコーヒーや紅茶を合わせれば、家でもゆったりとしたティータイムが楽しめます。贈り物としてセットにしても喜ばれそうです。
大人気のスコーンは早めの時間がおすすめ!
取材時には、レジ前にスコーンとアップルパイ(※現在は販売終了)が並んでいました。
スコーンは、ジャムとの相性が良くなるように小麦を独自に配合して作られた手作りのもの。人気が高く、日によっては夕方前に完売してしまうほどだそうです。確実に購入したい場合は、早めの来店がおすすめです。
スコーンにはジャムが付いているため、購入後はお店の外にあるテラス席で、ちょっとした休憩がてら楽しむこともできます。鎌倉散策の合間にぴったりのご褒美タイムですよ。
量り売りジャムはお得に購入可能!
筆者が今回初めて知ったのが、「量り売りジャム」。日によって内容は変わりますが、4種類ほどのジャムから好きなものを選び、自宅にある空き瓶に詰めてもらえるという仕組み。
密閉ではないため、賞味期限は冷蔵で1週間と短めですが、なんと通常商品より半額以下で購入できるというお得さに驚きました!
近隣に住んでいる方にはとっても嬉しいサービスですよね。筆者も次回は空き瓶を持って行って、量り売りジャムをお願いしようと思います!
まとめ
ロミユニの魅力は伝わりましたでしょうか。「可愛い・美味しい・優しい」そんな言葉がぴったりな、ロミさんの手作りジャムと焼き菓子たち。
ジャムを少し添えるだけで、いつものパンがおやつになったり、食卓にちょっとした笑顔が生まれたり。そんな小さな幸せを届けてくれるお店です。
自分好みのジャムや焼き菓子を選ぶ時間も、とても楽しいひととき。自分へのご褒美にも、鎌倉土産にもお勧めです!
鎌倉を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてくださいね。
Romi-Unie Confiture(ロミ・ユニ コンフィチュール)
営業時間
10:00〜18:00
定休日
なし(詳細は店舗HPやSNSでご確認ください)
電話番号
0467-61-3033
支払い方法
現金、カード、電子マネー、QR決済(楽天Pay・PayPay)
アクセス
JR・江ノ電鎌倉駅より徒歩5分
住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-15-11
駐車場:無し(提携駐車場利用で駐車サービスは有、詳しくは店頭でご確認ください)