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「夢のマイボートを購入!」進水式&初釣行でイトヨリやオオモンハタを手中【静岡・沼津】

TSURINEWS

マイボートの進水式と初釣行を堪能(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

4月18日(金)の大安吉日、待ちに待った愛艇「Wisteria」の進水式を行った。その後、マダイ五目狙いで出船。マダイではなかったが“めでたい”魚も釣れて、大満足の一日となった。とても親切な「富士ボーティング」スタッフの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいだ。

夢のマイボートを購入

本年1月下旬、筆者が利用している「ヤマハマリーナ沼津」のシースタイル艇の入れ替えが行われた。少人数向けの艇が1艇のみとなり、今後は予約が困難になると予想されたため、同じく沼津市内でシースタイル艇を扱っている「富士ボーティング」に妻と下見に行くことにした。

初めは受付の女性スタッフからシースタイルの説明を受けていたが、妻が壁に貼ってある販売用ボートのチラシを見て回り始めた。その中で「これなら手が出せるかも」と言い、中古艇「マーキュリー・マンタ」の広告に興味津々。

ボート購入の経緯

筆者と違い、妻はレンタルボートの予約の難しさや時間制約に不満を感じており、予約不要で出船・帰港時間に縛られないマイボートに魅力を感じていた。

そもそも妻は昔から船にロマンを感じていて、ボートショーにも足繁く通い、そのたびにボートに魅了されていた。釣りに対する情熱も筆者を遥かに上回っていたようで、ついに妻は船名を「Wisteria」と名付けて購入を決断。筆者としてはまさに青天の霹靂であり、夢のような展開に感謝の念しかない。

さらに中古艇であっても「富士ボーティング」の社長から進水式を行ってくれるという話をいただき、大変感激した。

当日の予定と作戦

4月18日(金)の大安吉日に進水式と初釣行を行い、その日は係留を予約して、翌日も朝から釣りに行く計画を立てた。

当日のポイントとターゲットについては、進水式が10時からだったため、過去に手漕ぎボートなどで何度も通った実績のある近場の我入道沖でマダイ五目狙いに絞った。また、ロッドは1人2本出し、1本は手持ち、もう1本は置き竿で釣ることにした。

当日は中潮。午前中は薄曇り、午後からは晴れ。最高気温は20度を超え、過ごしやすい一日となったが、午後からは予報通り風が強まった。

タックル図(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

※付けエサ・コマセともにオキアミを使用。

マリーナでタックルの準備

進水式の10日ほど前から、毎日欠かさず天候をチェックしていた。数日前から風が強くなる予報だったため心配していたが、前日にマリーナへ電話確認したところ「予定通り進水式を行います」との返答を得て一安心。

当日は10時からの進水式を待ちきれず、8時半にマリーナに到着してタックルの準備を開始した。

マリーナの様子(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

先日購入したばかりのダイワの電動リール「シーボーグ」もこの日が初使用予定で、ワクワクが止まらなかった。

しかし、ロッドにしっかりセットしたはずのシーボーグが外れてしまい、腰の高さから地面に落下……。使用前から傷物になってしまい、半泣き状態に。

シーボーグが傷物に(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

シーボーグが壊れていないことを祈りながら準備を進めていると、「富士ボーティング」のスタッフから「進水式の準備ができました」と声をかけてもらった。

富士ボーティングで進水式

「Wisteria」の進水式が始まると、まず妻がお神酒を撒き、続いてシャンパンで乾杯。

お神酒を撒く妻(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

記念写真も撮ってもらい、筆者も妻もテンションは最高潮に達した。

マイボートと記念撮影(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

スタッフの皆さんから祝福してもらい、感激のひとときとなった。

港付近の航行説明

進水式が終了するとボートは下架され、いよいよ出船準備に移った。

ボート下架中(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

準備が整うと、スタッフの操船で出航。港内での航行ルール(漁船が優先など)や、港からの出方、着岸時には電話でサポート要請が可能であることなどを教えてもらい、一旦着岸。

購入したシーアンカーのロープの取り付けなども行ってもらい、いよいよ妻と2人で出船となった。

出船

舵を握り、かなり緊張しながらもスタッフに見送られて離岸。我入道沖を目指してボートを走らせ、15分ほどでヒイチ根付近に到着。見慣れた風景に、ほっと安堵した。

ヒイチ根で釣り開始

周囲を見渡すと、平日ということもあり、他に釣り船などのボートは見当たらなかった。空は晴れ、気温も上昇してきたが、風が強くなってきたのが少し気になった。

水深は約40m。早速仕掛けを投入すると、ラインが斜めに入り、底取りが難しい状態だった。そこでシーアンカーを投入。

シーアンカーを投入して釣行開始(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

これにより釣りやすくなり、第1投目から妻にヒット。水面に現れたのはイトヨリダイだった。何よりもまず“オデコ”を免れ、一安心。

ファーストヒットはイトヨリダイ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

その後も妻はイトヨリダイを追加。目が飛び出ていたこともあり、「進水式の日にふさわしい魚だね」と2人で大喜び。

イトヨリダイを追加(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

筆者にもアタリがあり、電動リールで巻き上げている最中、ロッドからリールが外れるというハプニングが発生。必死でロッドとリールを抱え込みながら釣り上げたのは、小型のオオモンハタだった。

その後、置き竿にもアタリがあり、巻き上げてみるとイトヨリダイが掛かっていた。

筆者にもイトヨリダイがヒット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

さらに、妻は小サバを釣り上げ、「最後にサビキ釣りも楽しみたいね」という気持ちになった。

サバを追加(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

風が強くなり早上がり

しかし14時半ごろ、予報通り風が強まってきたため、早上がりを決断。

短時間だったが釣りを楽しめた(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

沖堤防付近からマリーナへ電話でサポートを要請し、無事に着岸。実質3時間半の釣行だったが、竿を出せたことに心から満足した。

当日の釣果

・筆者:イトヨリダイ1匹(23cm)、オオモンハタ1匹(19cm)
・ 妻:イトヨリダイ2匹(24〜25cm)、サバ1匹(15cm)

釣った魚で祝杯

夕食は「富士ボーティング」でいただいた金箔入りの日本酒「祝酒」で妻と祝杯を挙げた。イトヨリダイやオオモンハタは塩焼きにしたが、いつも以上に美味しく感じられた。

塩焼きの魚で祝杯を上げる(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

当日は予定通り、大安吉日に進水式を行うことができ、しかも釣果にも恵まれた。まさに一生の思い出になると確信している。妻や富士ボーティングの皆さんに、改めて心より感謝申し上げたい。

筆者はボート釣りの奥深い魅力に、これまで以上にどっぷりと「ハマって」しまった。これからのマリンライフが楽しみで仕方がない。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>

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