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【キシャメシ】喰ってみな、飛ぶぞ!「紅しょうが炒飯」が超絶ウマい、炒飯専門店くるくる(五泉市)

にいがた経済新聞

紅しょうが炒飯(税込1,000円)。スープと小鉢、デザートまで付く

キシャメシも2年以上続けていると、ありがたいことに「タレ込み」が寄せられるようになった。「あそこの〇〇が美味い」「あの店の〇〇を是非とり上げて」。

そういう情報をいただくと、食いしん坊記者は黙っていられない。情報をストックしておいて、仕事で近所に赴いた折に寄ることにしている。ということで今回は五泉市馬場町だ。

五泉市馬場町。夜に来るとまた違った景色に見えるのかもしれない

五泉市馬場町と言えば、かつてはニットの旦那衆が東京から来た客を接待するような歓楽街だった。今もそのなごりなのか、住宅街の間隙にスナックがぽつりぽつりと点在する。そうした中に評判の店「炒飯専門店くるくる」が店を構える。

ドアを開けると、おお、ちょっとムーディーな雰囲気。この感じ、以前はスナックだったのではないか。

ちょっと夜の店の雰囲気がある炒飯専門店くるくる

他の炒飯も美味そうだ

とりあえずカウンターに着座し、メニューに目を落とす。構成はいたってシンプル、なにせ炒飯専門店だ。しかし写真入りのメニューの中でひときわ目を引く異形の炒飯が記者の心をつかんで離さない。

その赤みがかった炒飯は「紅しょうが炒飯」(税込1,000円)。すごいな、この紅しょうがの量。

紅しょうがは決して嫌いではないが、生まれてこの方東日本にしか住んだことのない者としては一切「主役」と見ることはなかった。関西などでは紅しょうがの天ぷらが有名だが、東日本では基本「箸休め」もしくは「彩り」の範疇なのではないか。

これは興味深い。早速オーダーである。この店は珍しい「前払い制」、むろんこれに異存はない。

注文するときにお代を払うシステム

ややあって着皿。もうね、カウンターの向こうで大将が中華鍋をガシガシ振っている最中から、良い匂いがしてたのよ、紅しょうがの。紅これほどまでに紅しょうがにそそられたことがあっただろうか。

紅しょうが炒飯(税込1,000円)。スープと小鉢、デザートまで付く

おお、ビジュアルがすごいな。例えるならシャトレーゼの名作アイス「チョコバッキ―」のチョコの感じで紅しょうが入っている(かえってわかりづらいか)。これもう完全に主役っしょ。全体のボリュームもなかなかのもの。

ありがたいのは小鉢「野菜炒め」とプチデザート「フルーツヨーグルト」も付いてきたこと。もちろん炒飯の友、中華スープも付いている。

おびただしい量の紅しょうが。シャキシャキした食感が実に気持ち良し

さっそくひと口。うわ、旨みすっごい。紅しょうがってこんなに自力あんのかよ。食感もまた、従来のチャーハンにはない「シャキシャキ感」が加わって、咀嚼する快感がハンパない。結構な割合でゴロゴロ入っているチャーシューもまたジュワる。いや、美味いわ、これ。こんなにエモい炒飯、食べたことない。魂揺さぶられるわぁ。

シンプルに炒飯として美味い

アイドルも絶賛の味

よくよく味わっていると、シンプルに炒飯の出来が素晴らしいことに気づく。美味しんぼ四巻「直火の威力」で山岡史郎が「中華の炒め物は強力な炎を御し、炎の主人になってこそ」みたいなことを言っていたが、まさにこの炒飯はそれを感じさせる。この炒飯なら王大人も納得するのではないか。ボリュームもなかなかだ。

いやあ、美味かった。美味い店の情報にはアンテナを立てていたはずの記者だが、まだまだだな。美味さぎっしり新潟、か。

(編集部I)

【炒飯専門店 くるくる】

新潟県五泉市馬場町1丁目1-16

営業時間 11:00~14:30

定休日 月曜

<グーグルマップより>

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