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ジュビロ磐田の筑波大出身ルーキー角昂志郎がゴールしたら「サンキュー」と叫ぼう!ペナルティ・ヒデがゴールパフォーマンス発案

アットエス

SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、筑波大からジュビロ磐田に加入した角昂志郎選手をお招きし、オンラインで話を聞きました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2025年2月4日放送)

ヒデ:今はどちらにいるんですか?

角:今はジュビロ磐田の寮にいます。

鬼頭:まずは角選手のプロフィール紹介から。東京都出身、現在22歳。高校時代はFC東京のU-18に所属し、名門筑波大学に進学。関東大学サッカーリーグ1部、ベスト11を二回受賞しています。

去年はジュビロ磐田の特別指定選手として登録され、Jリーグ戦にも1試合出場。そして、今シーズンから正式にジュビロ磐田加入となりました。

ヒデ:大学時代のことですが、(天皇杯2回戦で)町田ゼルビアに勝った時の最後のPKは角選手ですよね?

角:そうですね。

ヒデ:僕めちゃくちゃ覚えています。どんな試合になるかワクワクしていました。最後のPKの時、(角選手は)笑顔でしたね。

角:そうですね、笑っていました。

ヒデ:それが印象的でした。お会いできて嬉しい限りです。

ジュビロ入団を決めた理由

ヒデ:他のクラブからもめちゃくちゃ誘われたでしょ?

角:そんなことないですよ。

ヒデ:ジュビロを選んだ理由は?

角:歴史のあるクラブで、サッカーを始めた頃から知っていましたし、実際練習に参加してみてチームの雰囲気が良く、ヤマハスタジアムで試合を見た時にこのスタジアムでプレーしたいなと心の底から思えたのでこういう決断をしました。

ヒデ:実際に入団してどんなチームだと感じていますか?

角:本当にみんな温かくて、静岡という県自体がすごくサッカーを愛しているので、サッカーとともに生きていくような雰囲気がすごく印象的です。

ヒデ:サポーターの皆さんはどんな感じですか?

角:本当に熱狂的で、初めて試合出た時は負けてしまって、人生初めてのブーイングを食らったんです。

ヒデ:そうそう食らうことないもんね。

角:でも、それだけ応援してくれているなと感じたので、皆さんのためにも頑張りたいなと思いましたね。

ヒデ:それで火がついたり、プロ意識のスイッチが入ったでしょう。

新監督からは「勇敢にプレーしろ」

鬼頭:お話を聞いていると、とても落ち着いています。サポーターの皆さんに見てほしいストロングポイントを聞かせてください。

角:身長は165センチでそこまで高くないので、自分の武器であるキレを生かしたドリブルとか、筑波大学で培ったサッカーIQというのは自分のストロングポイントかなと思います。

ヒデ:今シーズン、監督が変わってポジションがサイドになったと思います。やりやすさや難しさは感じる?

角:筑波大の時より決まり事や原則は多少増えたんですけど、筑波大と同じくビルドアップを重視するサッカーなので、やりづらさはあまり感じていないです。自分らしいプレーができるんじゃないかと思います。

鬼頭:今年からジョン ハッチンソン監督に変わりましたね。監督から求められていることや言われていることは?

角:勇敢にプレーすることですね。自分はウイングというポジションで、相手の脅威になる選手でなければならないので、ボールを持った時には自分が一番怖い選手と思ってプレーするということは監督からも言われています。

ヒデ:特にキャンプ中には強く要求されたところもあったでしょう。どんな鹿児島キャンプでしたか?

角:去年キャンプに参加させてもらったので初めてではなかったんですけど、やっぱり新しい監督や新しいメンバーとサッカーする上で、すごく難しい面もありました。でもチームが徐々に一つになっていくのを感じることができたキャンプだったかなと思います。

キャンプ中の部屋での過ごし方

鬼頭:どなたと同部屋でしたか?

角:ユースから上がった川合徳孟です。

ヒデ:どんな子ですか?

角:本当に可愛い弟みたいな感じです(笑)

ヒデ:どんな会話したり、どんな風に過ごされたんですか?

角:自分はまだ大学に在学していたので課題をやっていたりで、徳孟はサッカーの動画を見たり、韓国のドラマを見たりしていましたね。大学サッカーの話もしましたね。

鬼頭:ちなみに筑波大学の卒業論文のテーマはなんですか?

角:三苫さんと似てるんですけど、ドリブルについて。左右の違いがドリブラーにどういう影響を与えているかという内容です。

ヒデ:どれくらいの量になるんですか?

角:対象者は2人で100回実験を行いました。大変でした。

ヒデ:文武両道ですね。

「10ゴール10アシスト」が目標

鬼頭:角選手に熱いメッセージが届いています。

「筑波の10番、よく来たな!」

「間違いなく今年は角選手が活躍し、強いジュビロ磐田の再建に向けて一年目から躍動してくれると思います。そんな期待を込め、背番号39のユニフォームを着て、ヤマハスタジアムに駆け付けます。 頑張れ昂志郎!」

「低重心ドリブルでブイブイ剥がしちゃってスタジアムを沸かせちゃってください!」

ちなみに昂志郎という名前の由来は?

角:昂志郎の「昂」の字が「昂ぶる(たかぶる)」という漢字で、志を高く持ち続けるという意味が「昂志郎」という名前に込められています。あと、家族の男全員(父、兄、自分)が「郎」が付きます。

ヒデ:リスナーからの質問「自分のここを見てくれ、と強く思うところを教えてください」

角:一番はボールを持った時ですね。皆さんがワクワクできるようなプレーをたくさん見せたいなと思います。

ヒデ:やっぱりドリブルがご自身の持ち味のひとつでしょう。何ゴール狙いますか?

角:今年は10ゴールですかね。

ヒデ:何アシストいきますか?

角:10ゴール10アシストですかね。難しい目標だと思うんですけど、やっぱりジュビロ磐田が優勝するためにはそれくらいしないとですね。

「サンキュー」と叫ぼう

鬼頭:リスナーから。「背番号39。何かこだわりがあるんでしょうか」

角:39でサンキューの語呂が良いというのと、Jリーグの選手でも結構39番のドリブラーがイメージにあるという…深い意味はないですけど直感で決めました。

ヒデ:ゴールしてそのままゴール裏に行ってサポーターに背中を見せてみんなで「サンキュー!!」ってね。背中向けて、「俺の番号は?」と言ったらサポーターが全員で「サンキュー!!」って言うみたいな…(笑)。もし覚えていたらゴールパフォーマンスに…。

角:そうですね(笑)

筑波大で学んだこと

鬼頭:リスナーから。「筑波大テクニカルアドバイザーの中西哲生さんから何かプロの心構えやアドバイスがありましたら教えてください」

角:学んだことはすごくたくさんあって、サッカーの技術面もそうですし、マインドもそうです。プロの世界にいざ入るとなった時には「みんなならやれると思う。自信もって挑んでこい」と言ってくださいました。「プロの世界にいても俺はみんなの味方だから」という心強い言葉をもらいました。

鬼頭:意識している同世代の選手はいますか?

角:同世代でいうと鈴木彩艶だったり、三戸舜介というアルビレックス新潟にいた選手は世界でも活躍しているので、自分も一年目から結果を出したいなと思います。

化粧水にこだわり

鬼頭:オンオフの使い分けとして、一番自分がホッとする時間はどんな時ですか?

角:結構オンオフの切り替えはちゃんとしたいタイプです。部屋に帰ってゲームしたり紅茶飲んでリラックスしたりしています。

鬼頭:コーヒー好きな選手はいましたけど、紅茶は珍しいですね。

角:化粧水とかにもお金かけちゃいますね。

ヒデ:どういうケアを?

角:韓国から直接取り寄せて、洗顔から化粧水、乳液、全部揃えています。

鬼頭:韓国の方ってドラマとかではよくパックをしているのをみるんですよ。角さんもやってらっしゃるんですか?

角:たまにしますね。

「ワクワクしている」

ヒデ:開幕に向けてまずメッセージをお願いします。

角:自分自身もワクワクしていますし、開幕戦がすごく大事になると思うので、自分自身良いパフォーマンスで臨めるように頑張っていきたいと思います。長いシーズン、良い時も悪い時も一緒に戦ってくれたら嬉しいです。ジュビロ磐田が優勝することを期待してもらえればなと思います。

ヒデ:あと、ゴール決めたら何て言うんでしたっけ?

角:「サンキュー!!」

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